モータースポーツ

SUPER GT 3月27・28月両日、富士スピードウェイ~合同テスト

ニュース
2007年03月29日

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鈴鹿テスト、そして開幕戦、そして今回の富士テストと、3月に入り3度目の走行と大忙しである。


 ここ富士は年2回のシリーズ戦が予定されており、まずは5月3・4日に第3戦が行われる。

 通常の300kmレースに対し、第6戦の鈴鹿1000km、第3戦の500kmと、ロングディスタンスで戦うこの1戦に向けた、重要なテストである。

 この500kmと言う距離、300クラスの場合、ピットストップが2回か?1回か?の微妙な距離で、紫電は、昨年2回のピットストップを選択。1回も不可能では無いが、当然、タイヤライフと、燃費とを考慮したドライビングが要求され、そこからくるラップタイムの落込み等、リザルトを左右する要素が、複雑に絡み合ってくる。

 そんなレースを想定した各種タイヤのテスト。そしてトップスピードが重要な、ここ富士ではダウンフォースと、ドラッグ、そして燃費との調和がマシンセッティングのキーポイントと言える。

鈴鹿からの変化は外観的にはエキゾーストエンド部。クラックに悩まされていたが、これで行けそうか・・?

相変わらずトップスピードは苦しいが、昨年よりは向上している。

 2日間のテストは好天にも恵まれ、1日2時間づつ2セッション、計4セッションの8時間。
数回、赤旗中断はあったものの、順調にテストメニューは消化され、多くのデーターを集める事と、シミュレーションを行うことができた。

 タイム的には参加20台中6番手(*トップ88号車JLMC仕様の為、“クラス違い”)だが、各チーム、テストに対する、スタンスが異なるので、ここでの比較は参考程度にしかならず、悲観的にも、楽観的にもなれない。

 テスト時のタイムはSUPER GT公式サイトをご覧ください。

 昨年、ウエイトが少ない時に紫電の初ポールを得たコースであり、その後ウエイトが目一杯の時にはチャンピオンを取り逃がしたコースでもある、ここ富士での第3戦、どんなレースを見せるか?お楽しみに。

 オッとその前に、第2戦が3月7・8日岡山で開催されます。晩御飯の前に昼御飯を片づけなくては・・・。

2日間のテストは好天に恵まれ初日は晴。

2日目は“快晴”。富士山は雲がかかっていたが、山麗はクッキリ。

富士スピードウェイは、ピット上に屋根ができ・・・

ピット裏にはホスピタリティブースとおぼしき、(多分)F1向けの施設が増設されていた。