モータースポーツ

SUPER GT 2008SERIES 第5戦 スポーツランドSUGO

ル・マン24時間、そしてSUPER GT第4戦セパンとあわただしく海外で続いたレースも、1ヶ月のインターバルを置いて国内SUGOへ。
ここは、06年の初表彰台、昨年も惜しい4位等、得意とするサーキット。ここで優勝・・最低でも表彰台を得て、後半戦に弾みをつけたいのだが・・・。
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SUPER GT SUGO



開催日:2008年7月26・27日
サーキット:宮城県 スポーツランドSUGO
マシン名:プリヴェKENZOアセット・紫電
ドライバー名:高橋 一穂・加藤 寛規




7月25日(金) 練習走行 雨時々曇り

 この東北地方仙台も、先週梅雨明けしたようだが、皮肉にも昨日から雨。
 しかもこの天気は決勝まで続きそうで、今日も湿度は高いが気温は23度前後と、連日35度を超える名古屋からサーキット入りしたスタッフにとっては、ありがたい“避暑”レースとなりそうだが、レースとなるとそうは行かない。
 今日は練習走行。予選決勝に向けたセットを絞り込む重要なセッションである。
 だが今日の天気、大雨とはならない小雨。それも時たま止み間もあり、午前セッションの終わり頃には、細いドライラインもでき始めるが、スリックを試す程ではない。
 こんな天気は午後も続き、加藤選手によるセットアップ、高橋選手のスキルアップが行われるが、同じコンディションが続かない上、予想外の低温、なかなかセッティングが絞り込めない。
 明日の予選、明後日の決勝が晴れ、ドライコンディションの確立が高ければそれほど深刻では無いが、この両日も雨予報の為、今日の走行はおろそかにできない。
 幸い、4月に行われた、ここ菅生のテストデイに参加しており、この日もウェットコンディションだったので、ここでのデーターも生きてくる(といっても、この時は気温12度ほどだったが・・・)

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連日猛暑の東海地方から比べると、何と涼しく快適なレースウィークか・・?
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しかし練習日は雨。今週の予報は日曜まで雨。のはずだったが・・・。
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ハンディウェイトはセパンと変わらず40kgのまま。“多い”のも嫌だが、”増えない”のも寂しい。

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走り出しはインターミディ。レースウィーク・・少なくとも明日の予選は雨が濃厚な為、これらを含めたレインセッティングは重要。
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ここSUGOはピットロードからの合流と2から3コーナーへのアプローチが交錯する為、注意が必要。また濡れた2コーナーはスピンが多い。
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高橋選手の練習走行にも重点が置かれる。4月のテストを含めても、ドライの走行量が少ない。



 そんな中、手持ちのインターミディ(浅溝レインタイヤ)も無くなり、小雨の中、高橋選手によりウェットタイヤ(深溝レインタイヤ)での走行が続く。
 シンタロー(エンジニア)「(ウェット)タイヤ“壊れちゃう”様なら(ピットに)戻ってきてください~。」と、注意が飛ぶ。
 タイヤはサーキットで、いくらでも手に入る物でも、使用していい物でもなく、レースウィーク中に使用できるというか、メーカーが持ち込めるタイヤセット数は通常の300kmレースの場合、マシン1台当りドライ、ウェット合計11セット以内と制限されているのである。
 天気予報と睨み合わせ、ある程度ドライ、ウェット(浅溝のインターミディも含め)の比率を考慮して持ち込んでくるのである。
 コンディションが一定(ずっとドライ)であれば、我々の場合、練習日2~3セット、予選、決勝で3~4セット(マーキングタイヤ3セット+決勝後半用1セット)の5~7セットを使用する。
  
 結局この日ドライコンディション(スリックタイヤ)での走行は全く行われず、これといったセッティングの絞り込みができないまま迎える予選だが、第3戦富士の様にセッション中に、めまぐるしくコンディションが変わるとなると、ドライバーの交代のタイミング等忙しい予選になりそうである。
 タイム的にはトップ33号車(ハンコックタイヤ)の34秒台から3秒遅れの1′37″192で14番手。2番手以下31号車ミシュラン、52号車クムホ、77号車ダンロップ、11号車ヨコハマと各タイヤメーカーがきれいに並んでいる。
 前戦セパンの覇者AWD(4輪駆動)の77号車はこうしたコンディションであればブッチギリかと思われるが、リザルトによるハンディウェイト(60kg)や特別性能調整(引下げ)が加わり、精彩を欠いている。
 紫電は、この日は特に大きなトラブルは無かったが、スターターに“何か?元気が無い”と言うことで、スペアの新品と交換する事となった。
 このパーツは、一昨年デビューシーズンの第2戦、岡山でスターターモーターのトラブルに見舞われてから、神経質になっているパーツである。

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5月中旬からル・マン専従メカとして1ヶ月フランスに滞在していた長峰メカ。セパンを欠席し今回からGT復帰。このパソコンの持ち方は、欧州仕込とか・・。
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白ツナギはカーズ東海から研修として参加したサービスマン、内田 雄斗。ディーラーサービスとは違ったメンテナンス技術を学ぶ。
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午後になっても殆ど気温は変わらず。

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一時雨が止んで、ライン上が乾いてくる事もあったが、スリックで走るマシンは無かった。・・・と思う。
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しかし、終日霧雨や小雨が降り続き、ピット前の路面は常にこんな感じ。
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タイヤが、想定した気温とのアンマッチか?タイムは今ひとつパッとしない14番手と中盤・・・。

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昨年も、ここSUGOにおいて、こうした路面状況のレースで一時トップにたった4輪駆動の77号車。前回セパンでの優勝の大量ウェイトが効いてか?、今日のタイムは4番手。
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午後も高橋選手の練習走行は続くが、ウェットコンディションに慣れすぎてしまったか・・・?
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結局、今日の練習走行ではドライコンディション、スリックタイヤの場面は無し。



7月26日(土) 予選 雨のち曇りのち晴れ

 仙台市内のホテルを出発し、サーキットに向かう。
 道中、携帯から今日の天気予報を調べると、今日もかなりの確立で雨。
 実際、雨も降っているが、やや強い霧雨といった感じ。
 それも徐々に止み、またサポートレースの予選走行もあり、予選開始時刻である11時までにはレコードライン上はドライと言える状態にまで回復。

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朝は小雨。といっても濡れる程でもない霧雨といった感じ。公開車検でマシンがピットに引き込んでいるが、この公開車検になって初めてだと思う。
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しかし時間が経つにつれ、雨も止み、となるとピット裏のテントも暑くなる。こうした場合の温度調整はマシンだけではない。すだれのセッティング。
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観客席でも傘をさす人は全くいなくる。

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予選用にしっかりとレインタイヤも準備したが・・・
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予選はスリックでいけそうだ。このマーキングタイヤ、2-5はゼッケンとラウンド数(今回は第5戦)そして反対の1はマーキングタイヤ3セット中の、決勝用として選出されなかった2セットの内のセットNo1
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11時の予選直前。気温は昨日と大差無し。



 予選開始。レイン宣言が出されたので、使用タイヤは自由となったが、殆どドライラインができているようなので、まずは加藤選手、スリックタイヤでのコースイン。
 いつもなら、7~8分他のマシンのタイムを確認してからコースに出るのだが、今日は早い。


 というのも、予選基準タイムというのは、予選上位3台の平均の107%以内で、これを両ドライバーがクリアしないと、片方のドライバーがどれ程のタイムを出そうとSUPER LAPに進出はできない。
 もしこのドライコンディションの後、雨が降って来た場合、基準タイムがクリアできない可能性もあるので、最初の20分間の300占有走行セッションで、高橋選手もアタックする予定である。
 無論他のチーム同様の作戦(というより常套手段)をとるであろうから、狭いピットの混雑も予想される。

 
 加藤選手は3周目のアタックで1′26″184で一旦は10位以内に入るがそれもつかの間、直ぐにはじき出されてしまった。
 その後クリアラップが取れず2周流す。
 時間も無くなるので、先に高橋選手交代し、混走セッションに掛けようと思ったが・・・、

 加藤選手「もう1周行かせて・・!」と再アタック。
 現時点で15番手。トップは既に24秒台。10位までは1秒以内の大接戦。
 ここ菅生はホームストレートが昇り坂となっており、坂の頂上にスッと飛び出す様にマシンが現れる。速い!
 計測ラインを通過。24″804!!3番手!
 これならSLは大丈夫だろう。
 翌周ピットイン。
 300占有時間、残り5分で高橋選手に交代。
 このレースウィーク最初のドライコンディションである。
 予選アタックでもあるが、練習でもある。

 っが、数台のストップ車両が発生、回収の為、途中で赤旗。そのままピットへ戻る。
 出鼻をくじかれた高橋選手、回収も終わり予選再開。300占有セッション残り4分。
 再開と同時に猛然とコースイン。
 シンタロー「(アウトラップ)頑張れば2周は計測できま~す。」
 の指示?どうり2周アタック成功。27″182。基準タイムはクリアしたが、決勝に向けてはもう少しタイムアップを望みたい。
 500のセッション中にセッティング変更。
 どうやらこの予選セッション、ずっとドライで行けそうである。

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このウェット宣言(ボード)が出た場合、マーキングタイヤ以外のレインタイヤの使用が認められるが、レインタイヤを強制するものではない。
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全車スリックでピットロードへ・・。いつ雨が来てもおかしくない空模様。各マシン、早々とコースに出て行く。
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各マシンが出払い、1周してくる前に、加藤選手もピットを離れる。これでもいつもに比べて早いスタート。

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いつもより周回を要したが、SL進出に充分な3番手タイムをたたき出す。
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雨が降る前に基準タイムをクリアしようと、300占有セッションで高橋選手に交代、アタック!
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しかし、交代、コースイン直後に赤旗。出鼻をくじかれる。メカのジンクスとして、高橋選手がコースインすると(かなりの確率で)赤旗が出る。というのがあるが、また確率を高めた。



 いつもなら、混走セッションは高橋選手の練習時間に充てるのだが、前半10分程を加藤選手によるSL用ドライセット確認を行う。
 そして高橋選手に交代。“ドライ勘”を取り戻す貴重なラップである。
 っが、最終コーナーに入る前にアクセルにトラブルが発生!
 高橋選手「アクセルが戻らない!!」
 イグニッションを切り、惰性で坂を上り、ピットロード入り口の手前でストップしたマシンがモニターに映しだされる。
 どうやらアクセルペダルがベッタリとフロア側に倒れ、戻らないようだ。
 この回収の為、再び赤旗が出され、高橋選手はマシンと共に牽引されて戻ってくる。
 残り時間はまだあるが、こうして自力走行できなくなった場合は、そのセッションの走行はできない。
 もっともこのトラブルの修理、時間内には無理であろう。
 アクセルワイヤーかと、当たりをつけて点検してみると、何とワイヤーから先、スロットルバルブを動かすリンク部分の破損であった。
 これは戸田レーシング担当の部分であるが、適当な時期を持って交換しているパーツであり、これまで3シーズン走らせていて初めてのトラブルである。
 このトラブル、もう少し早く発生していれば、SL進出はおろか、両ドライバーの予選アタックができなかったかもしれないし、逆にもう少し遅ければSL時に発生し、SL最下位になっていたかもしれない。
 このレースウィーク中、最も良いタイミング?で出たトラブルかもしれない。
 勿論スペアパーツも有り、午後2回目予選までには完全修復ができ事無きを得た。
 確か昨年、やはりここ菅生でアクセルトラブルに見舞われている。何かの縁か?
 
 結局、午前予選は3位でSL進出を決めたが、トップは19号車、新鋭マシン(3戦目)ISがダントツ24″108。
 2位43号車が24″658で、以降10位の11号車が25″095と、0.5秒以内に9台がひしめく激戦だった事からも、この19号車のアドバンテージは驚異と言える。


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500との混走開始ボードはこうして出される。こうしたボード類の提示は全サーキット共通である。
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タイムモニターを見る高橋選手。貴重なドライコンディションでの走行。自己目標タイムを定めるが・・・。
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残り10分で加藤選手から交代してコースインした高橋選手。だが1周もできずコースサイドに止まってしまった。

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原因はマシントラブル。最終コーナー手前でアクセルが戻らなくなり、エンジンを止め惰性で出口まで・・・。危険な為、マシンを離れる高橋選手。
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回収の為赤旗中断。先述のジンクスの確率は、また高くなったが、自らが原因の赤旗はそれほど無い。
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ピットに戻ったマシン。去年のテストの時もこうして牽引されて戻ったと思う。

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原因はスロットルバルブを動かすリンクが折れ、引っかかった為

 

 予報と異なり、今日は終日ドライ。
 しかし太陽がサンサンと輝くほどではない曇り。
 気温、路温も午前と殆ど変化無しのそれぞれ24℃、28℃ほどとこの時期の昼間としては低い。
 午後、15分間の予選は、昨日できなかったドライセットを、加藤選手のみによる確認で数周行いSLに挑む。
 1回目予選3位は8番目のスタート。
 最初に出走した11号車は午前を0.8秒も上回る24″252!
 これはコンディションが良くなっているのか?
 然に非ず(さにあらず)、11号車が速いのである。以降出走するマシン、この11号車を上回る事ができず、ドンドン順位が上がっている。
 加藤選手がピットを離れる。っとその時エンスト!高橋選手はともかく加藤選手には珍しい事だ。
 ギヤが入った”まま”スターターを回しピットロードに出て行く。
 加藤選手「クラッチがおかしい。切れない。」
 シンタロー「大丈夫ですか?(大丈夫ではないだろうが・・)」
 ピットロードエンドではチャンと停車している。
 加藤選手「何回か踏めば切れる。」
 と、一抹の不安を残しつつも、ブルーシグナルでチャンと発進もしていった。

 2周のウォームアップを終え、アタック開始。
 ここ菅生はコースが短い為?かどうか、セクターは1箇所しか切っていない。
 その第1セクターにさしかかる。
 マイナス0.057秒!ほんの僅か11号車を上回る。
 だが既にクラッチ不調による影響は出ており、4コーナーのヘアピンでシフトダウンできず大きくタイムロス。

 GTマシンのシーケンシャルミッションは、シフトチェンジにクラッチ操作が無くてもできる(無いほうが素早い・・)が、UPはともかく、DOWNはクラッチ操作をしないと不確実なのである。
 UPは一度に2つも3つもシフトUPする事が無いが、DOWNは6速から一気に2速に落としたりする様に、一度にいくつもシフトDOWNする事がある。
 
 裏ストレートを抜け、馬の背コーナーも失敗。(通常2速の所を5速で進入、立上りは4速!になってしまった。)
 それを取り返すべく最終コーナーはかなり無理を・・・マシンが大きくスライド!!
 坂を昇り、コントロールライン通過!!24″709・・・11号車に0.45秒届かず。
 その後の2台は順当にタイムをたたき出し、ポールは19号車、そして43、11号車に続き4番グリッド。
 結果だけみれば残念だったが、あの状況下のマシンで4番グリッドを確保できたのは、トラブルに対し、冷静なドライビングで対応した加藤選手の力量であり、流石である。

 ピットに戻ったマシンを点検。
 原因ミッション側のクラッチレリーズシリンダー(ペダルからの油圧を受け、クラッチの接続を行う油圧シリンダー)への、配管の緩みによる液漏れ(圧が掛かると漏れる)であった。
 どうやら昨日スターターモーターを交換した再に、L字型に曲がった配管を押してしまった為に少し緩み、その後の走行で更に緩みが増えたの原因だったようだ。
 紫電は、ここまで22戦連続完走を続けているが、それは決勝レースにおける、ドライビング、メカニックの完璧(などありえないが・・)なメンテナンスによるものだが、こうしてみてもマシントラブルが無い訳ではない。
 トラブル発生の“ベストな”タイミングという強運もあると、つくづく感じる予選日でした。

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午後もこんな天気。毎日がジメ~とした感じ。太陽がなつかしい。
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レース時いつもこんな所にヘリがいたのか?気付かなかっただけか?
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この予想外に低い路温為、午後予選中にSL用NEWタイヤを皮むき。

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皮むきを終えピットに戻った加藤選手。午前予選前に雨は上がったにも係わらず、なかなか完全には乾かない路面。
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最終コーナーから駆け上がってくる紫電。ヘッドライトを点灯しSLアタック開始!
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セクター1(ほぼ中間点)では現在トップの11号車を-0.05秒上回ったものの・・・。

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スタート直前に発覚したクラッチトラブルにより、シフトダウンがうまくいかず、最終的には4番グリッド。
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クラッチトラブルの原因は昨日スターターモーター脱着時に、横を通るオイルラインに触れ、緩み、時間と共に(振動等で)緩みが進行し、油圧が下がったと思われる。手前はエアジャッキとエアホース。
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トラブルの深刻さからすれば4番グリッドは奇跡的。充分勝負権はある。キッズウォークでサインに応える両選手。

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夕方には久々に青空が見られた。明日は好天のレースとなる・・・・のかな??



7月27日(日)決勝 雨のち晴れ

 ホテルを出る。霧雨を僅かに感じる程度。毎朝雨。
 今日の予報では、うまくレース時間帯の午後だけは、晴れないまでも雨はなさそうであるが、サーキットまでの道中では「う~んん・・」と言った天気。
 少なくとも朝一のサポートレース「ヴィッツ」レースのコンディションではレインである。
 それと心配されるのは霧。
 ここ菅生は、雨に伴い濃霧でレースが遅れる事は多々あり、レース時の霧は、ドライバーにとってイーブンとは言え危険である事に変わりはない。
 9時からのフリー走行はレインタイヤで高橋選手がコースイン。
 ここでも主に高橋選手の練習時間あて、途中ピットインしタイヤ交換。
 これは冷えたタイヤでのアウトラップ練習である。
 終盤で加藤選手がドライブしセット確認である。
 だがこのレインセットが、そのまま決勝に役立つかどうかは、現在の空模様と予報からは何とも判断し難い。

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結局この3日間、サーキットに来ると同じようなコンディション。ピット前はこんな感じ。
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雨の状況は・・・観客の装備から推理してください。すごい雨でも無く、かといって雨具無しでは・・といった感じ。
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朝のフリー走行。高橋選手のアウトラップ練習用に用意したレインタイヤに腰掛けるのは松下チーフメカ。今週も危機的メカニカルトラブル遭遇。しかしレース連続完走記録更新中。


 フリー走行が終了。ここでドライバー交代練習を、いつに無く精力的に行う。
 というのも、今シーズンはレギュレーションにより、リストリクター(エンジンの吸入空気量を制限する吸入口)が絞られ、パワーが下がったが、その分燃費が良くなった。
 特にエンジンのチューニングと合い間って、この菅生でのレースウィークはかなりの好燃費。
 となると、給油時間も短くなり、前後タイヤ交換と給油時間の間に行うドライバー交代の時間もかなりギリギリなってきたのである。
 給油時間といっても3~4秒の短縮だが、交代できるか?できないか?微妙なタイムなのである。

 ドライバー交代もスタートドライバーは入念に準備をして行うので、不具合は殆ど起こらないが(クールスーツやドリンクポンプ等の故障は別として・・)、後半のドライバーは大急ぎで交代をする為、クールスーツのホースをベルトと一緒に締めこんでしまい、充分作動しなかったり、無線やドリンクのホースがよじれ、変な場所を通ってしまい、うっとうしい状態でのドライビングをしいられたり、またそれらを修正しながらのアウトラップとなっている場合もあるらしい。
 これらは、そうした“ハード”の工夫や、練習により克服できる事でもあるが、以前、汗かきのドライバーの後に乗った時、シートがびしょ濡れで、ドライビング中に、お尻の辺りからジワリと濡れくるのが嫌だった事もあったとか・・・。

 とにかく練習の甲斐と言うより、いつも通りの“運び”で、何回やってもドライバー交代は目標時間内でできる事は確認できた。
 あとは決勝の天候だけが不確定要素である。

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特に入念に行われたドライバー交代練習。
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人員の関係で、高橋選手のサポートは降りた加藤選手が行う事に・・・。
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その練習の際に、ドリンクホースや、無線イヤホンの配線取り回しを変えた方が良いとの事で修正。

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また運転席のドアの開きが少し重い様で、開閉ダンパーを交換。今シーズンのレギュレーションでパワーを絞られ燃費が良くなった事から、こうした部分のメンテも重要となる。正に「風が吹けば桶屋が儲かる」



 フリー走行前、パラパラの雨も終了時にはあがり、これ以降雨が降る事は無かったが、日差しも風も無い天候の為、路面の乾きは遅い。
 そこに更に濃霧が加わり、サポートレースの進行も遅れがちとなるが、レースインターバルの時間調整で、10分の遅れでスタート進行が始まる。
 空は、いつ雨が落ちても不思議ではない相変わらずの曇り。
 当然グリッド上には、(多分)全チームレイン(またはインターミディ)タイヤを持込んでいる。
 進行の最中も1、2コーナーの観客席等はかなりの霧に覆われている。

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SUPER GT直前サポートレース、ポルシェカップの時にはこんな天候に・・・。
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1コーナー方向のスタンドは全く見えない。SUGOはこれがあるからな~。
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決勝グリッドへ向かうメカ達。皆レイン、インターミディタイヤを持込んでいる。

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グリッド枠はチョークの手書き。人間っぽくって良い?
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グリッド上の両ドライバー。ここは絶対勝ち(勿論優勝)シリーズ後半につなぎたい。加藤選手「必ずトップで(高橋選手に)渡します。」と言ったとか言わなかったとか・・。後で余裕のピースサインは松下チーフメカ。
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そのチーフメカは、スタート前に運転席側のステップに、黒のガムテープを30~40cm程貼り付ける。これは完走のおまじないとか・・・。今のところ効果有り。



 昨年はこのグリッド上で雨に見舞われ、タイヤ交換でドタバタになったが、今回はそうしたギャンブル的な要素は無く、レースは“予定通り”定刻10遅れでフォーメーションスタート。
 ホールショットはグリッド通りだが、暖まりの早いスーパーソフトのミシュランを履いた43号車がオープニングラップで早くもトップを奪い、43・19・11号車に続き4番手で2周目に入る。
 43と19号車が11と2号車を引き離す様に数周が過ぎ、7周目19号車が43号車を抜きトップへ。

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スタート直前、1コーナー側の霧も薄くなりほぼ予定通りスタートは切られそうだ。
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スタート!既に19、43号車は先行し画面から消えている。



 19・43号車に2秒ほど離され、11・2号車が続くが、その後レース序盤はこの4台の間が伸び縮みする展開となるが、しばらくすると19号車と43号車の間隔が広がり始める。
 スーパーソフトの43号車のタイヤがタレたのか?ペースが落ち始め、19周目の1コーナーで11号車にパスされ、続く20周目の2コーナーでも2号車加藤選手にもパスされてしまう。
 その後43号車は更に遅れ、5位辺りで淡々と走行を続ける事になるのだが・・・。
 加藤選手、21周目には11号車もパスし2位へ。
 しかし19号車に遅れる事4秒、そして直ぐ後には11号車。
 真後ろに、この11号車を従えた加藤選手は19号車に肉薄。
 28周目には1秒以内へ・・。
 紫電が得意とするのは高速最終コーナー。
 ここのスピードを乗せる事で、一気に差を詰め、広げ、パワーで劣り、重量で勝る紫電が1、2コーナーで勝負ができる。
 ところが、この最終コーナー新鋭マシンIS、19号車も早く、モニターに映し出された時もほとんど差が詰まらない。
 思わず・・
 加藤選手「IS(最終コーナー)速え~な~。」
  31周目43号車が早々とピットへ入ってくる。
 そしてトップ3台が1秒以内に入る。 
 その後、この19号車織戸学選手、2号車加藤選手、そして11号車田中哲也選手と百戦錬磨のトップドライバーによる接近戦は10数周に渡って続いたが、45周目に入るストレート、それまでより更に19号車に接近。1コーナーでインを刺し、勝負を掛けたが果たせず!
 しかし離される事なく追走。ヘアピン、S字、レインボー、そしてハイポイントコーナーを抜け、裏ストレートではピタリとスリップストリームに付く。
 馬の背コーナーに差し掛かる手前で500が接近。ストレートで19号車の右側に並び、500はそのまま馬の背のイン側に・・・。
 その500に便乗する形で、鼻先を入れた加藤選手。インを閉められない19号車織戸選手。してやったり、やられたり!
 モニターにも映し出された見事なオーバーテイク。
 このレース初めてトップにたった2号車加藤選手、1秒差で19号車、そして0.1秒差で11号車。
 接近戦である事には変わりは無いが、46周目19号車がルーティンピットイン。後半戦に勝負を掛けようとしたが、ピットアウト時にトラブル発生!
 スターターの不調で発進できず、上位争いから脱落してしまった。

 当面のチェイサーは、約1秒後方の11号車だが、早めにピット作業を済ませた43号車が52秒まで迫っている。
 その43号車、ラップタイムも26秒台と速く、ピット作業によるタイムロスはピットロードの走行も含めると、約50秒なので、上位マシンのピットアウト後がどうなるか?!
 そんな中、50周目、先にピットインした11号車、27秒という速さで作業を済ませピットアウト。
 その3周後、53周を終え加藤選手がピットに入ってくる。
 順調に行けば、11号車と、殆ど変わらず送り出せるはずであるが・・・。
 ドライバー交代は練習の甲斐あってスムーズに進む。
 給油時間は極少、タイヤ交換も大きなミスも無くこなされていくが終わってみたら30秒!
 こまかなロスのチリツモか?
 ピットロードをゆっくり(60km/h)走り、菅生の場合2コーナー出口で合流、コースに・・・その前を43号車が全力で3コーナーに向かう。トップに返り咲いた。
 アウトラップ、54周を終え、1位43号車に8秒遅れの2位で復帰、3位には最下位グリッドから追い上げてきた81号車が1秒後ろ。
 翌55周目、81号車は前にいる高橋選手に対するオーバーテイクポイントを定めるかの様に、ここまでの26~27秒台から、30秒台にペースを落とし周回。
 以降は27~28秒台にペースの上がり始めた高橋選手に追走する展開に・・・。
 しかし58周を終え、テールtoノーズでコントロールラインを抜けた2台だったが、1コーナーで“アッサリ”パスされ、81号車は再び25~26秒台にペースを上げ43号車を追う。

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序盤の攻防19号車に先行され・・と言うより遅れだした43号車に11、2号車そして26号車が迫る。
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43号車をまず11号車が攻略。翌周には2号車加藤選手もパスし3位へ・・。
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その後11号車をパスし、19号車に続く2位へ。3台の接近戦へとエスカレートしていく。

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この3台は1秒以内になり、ライブ中継でも、序盤の山場と終始映し出される。
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しかし、19号車の折戸選手、易々とトップを明け渡す相手ではなく、10数周に渡って接近戦は続く。
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45周目500のオーバーテイクに乗じて19号車を攻略。加藤選手、初めてトップに立つ。

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その後11号車も19号車をパスし2位へ。
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まず11号車ピットイン。隣同士のピットでトップ争いとなった。
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後半を高橋選手に託した加藤選手インタビューを受ける。

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2位でピットアウトした高橋選手に、最後尾からスタートした81号車が迫る。
 

 3位に落ち、81号車を追走できない高橋選手を、次に脅かすのは11号車で、既に0.5秒後方に迫っている。
 同じ27秒台後半で走る2台だが、僅かに11号車の方が速く、0.18秒差に迫られ64周目に入る・・・。
 と、その1コーナー、インに入った11号車に、アウトからの高橋選手が接触!!そのまま先行を許す事に・・・。
 だが、翌65周を終え、先行された11号車との差は1.2秒!
 2位で託された後半戦(レースとしては終盤・・)で、3位、そして表彰台圏外へと、加藤選手の“貯金”を“借金”(変な例え)にしてしまった高橋選手、再び表彰台へと食い下がる。
 1位と2位では5点差、2位と3位では4点差、それに比べ3位と4位では3点差である。
 しかしこの3位と4位というのは、レースをする者にとっては、天地の差がある順位差である。
 無論、スポンサーの露出と言う実利面もあるが、何といっても“チームのモチベーション”が違う。
 66周を終え、0.75秒差、2台の間に1台の500、NSXが割って入り1コーナーへ・・・!
 NSXは入り口でイン側から11号車をパス。
 アウトラインをとった11号車との車間が一気に詰まる。
 これをチャンスと、2コーナーでインを狙う高橋選手。
 だが、この表彰台奪還の“ベクトル”は、11号車の右リヤに強く突き刺さってしまった。
 11号車は目の前でスピン!
 絡むようにコースアウト。
 11号車はグリーン上でストップ。
 高橋選手は何とかそのままグリーンを走り、再びコースへ・・・。

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4位の高橋選手、3位の11号車に接触!共にコースアウトを喫してしまう。
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すぐに自走できた高橋選手はレースへ・・・。
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11号車はしばらくストップ。その後レースに復帰したが大きく順位を落とす事に・・・。

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“片目”が消灯した事がわかるが、この後26秒台の自己ベストをマークする等、マシンに大きなダメージは無かったと思われた・・・
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コースに戻って3コーナーを抜ける。既に右ドアが半ドア状態である。


 約10秒のロスだったが、5位26号車(今となっては4位・・)とは25秒以上のリードだった為、“とりあえず”3位はキープする事ができた。
 しかもこれ以降、ピットアウト後、一度もでなかった26秒台を連発。
 26号車に代わり、4位に上がった31号車からの追撃をかわそうとする。
 だが、ここで新たなるアクシデント!というかトラブル。
 オフィシャルからの連絡で、右側(紫電の場合は助手席)のドアが開いているので確認してほしいとの事。
 チーフメカがサインエリアで確認。というよりモニターTVに映し出されて、明らかに開いている。
 11号車と絡んだ際に、右ドアに衝撃を受けた為だろうか?
 これと同様の事は昨年のセパンでもあったが、紫電の場合、変形ガルウイングタイプの為、ドアは上方に浮き上がるだけで、横に並んだ他のマシンへの影響は無く、脱落そのものも心配無さそうなのでオレンジボール(マシンの破損、トラブル等で、修理を要すると判断された場合にピットインを命じるオフィシャルフラッグ。黒地にオレンジ色の○印の旗)が出される事は無かった。
 だがこのドア、一旦浮き上がると、空力のバランスのせいか?ある程度から開く事も無いが、閉じる事もない。
 多少、フワフワした感じで上下動するドアが気になる高橋選手、タイムも28秒台に落ちる。
 高橋選手より速い4位の31号車ではあるが、残り周回も少なく、4位に上がった68周時点での19秒差を、9秒差に詰めるが精一杯。
 75周を終えた高橋選手、“3位”でチェッカーを受ける。・・・のだが・・。


 レース67周目に、11号車をスピンさせた行為が危険行為とされ、ペナルティが課せられた。
 レース終盤の場合、ペナルティ決定後(審議にある程度時間を要する)ペナルティを実施できない場合があり、今回レース中であれば、ドライブスルーペナルティだったが、今回はレース結果に、ドライブスルー相当のタイム35秒(サーキットによって異なる)が加算され10位が正式結果となった。


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ドアの浮いた紫電は、ずっとTVモニターに映し出される。
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幸い?これ以上開かない様だが気になるのか?タイムは落ちてしまった。
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とりあえず3位チェッカーを受ける。


2008年 SUPER GT第5戦 GT300クラス
予選4位 : 決勝10位
獲得ポイント チームポイント1点+3点(トップから1周遅れによるポイント)累計48点
ランキング 4位
ドライバーポイント1点 累計39点
ランキング 5位


 今回は絶対勝ちたいレースだった。・・・勝ちたくないレースがあるのか?と言われればそんなレースは無いが、マシンやタイヤの特性、開発の進捗、過去のデーターからサーキットとの相性等々、またSUPER GTの場合はハンディウェイトの影響もあり、それらはライバルにも言える事であり、それらを客観的に判断して“(得意とする)勝てるレースでは勝たなくてはいけない”という事である。
 そういう意味では、前戦のセパンも同様だったが、結果は5位。
 セパンで優勝か、最低でも表彰台であれば、”今回は絶対勝ちたい”から“絶対”が無くなっていたかも・・・。
 実際には参戦する以上、客観的な判断とは別に、常に勝ちたいとは思っているのだが・・・。
 そこで今回の敗因。これも前回セパンと同様、高橋選手の練習不足。
 このレースウィークでドライコンディションでの走行は、昨日の予選日、午前セッション6周。それも1回赤旗中断によりアウト、インラップも含めての周回で、チャンとした計測ラップは予選基準タイムをクリアする為の2周しかできていない。
 しかも決勝レースの後半スティントを走るまでの間には、朝のフリー走行でウェットコンディションを走っている。
 “ドライ勘”が充分戻る前に“ウェット勘”が上書きされてしまった様である。
 今回もレース中のラップは11号車との接触、コースアウト以降26秒台で周回しており、これはレースにおいて充分上位グループで戦えるタイムである。
 また、ここずっと特訓したアウトラップや、その後の1周(タイヤの冷えた状態)もライバルにそれほど遅れを取っていない・・・っが、それ以降なかなかタイムが上がらなかったのである。
 ドライコンディションの勘を取り戻すかの様に、(良い言い方をすれば・・)慎重な?攻めである。
 そうした”レース勘”をぶっつけで、瞬時に引き出せるか?どうか?
 マシン、サーキット、コースコンディション(ドライ・ウェット)これらが変わった場合でも、どこまで早く対応できるか?がドライバーのスキルであろうし、少なくとも“上位”争いをしようとする以上は必須のスキルである。
特に高橋選手の場合は、“無い引き出し”を捜すのではなく、“既にある引き出し”を捜し出し、開けるのであるが・・・。
 次のステップUPへの課題である。
 そうした中、まだペースの上がらない高橋選手、11号車に追いつかれ、追い越されてしまったが、追走する事によりペースを取り戻し(先に抜かれた81号車には“まだ”ついて行けなかった)食らいついて行くことができたが、結果は接触!11号車には申し訳無い事となってしまった。
 レースである以上、あの僅差であれば攻めるのは当然であろうが、結果論としては、高橋選手のペースも少しづつ上がっていたし、残り周回からしても、もっと11号車の後方で周回し、観察し、揺さぶりを掛けてから、仕掛けるべきだったのだろう。
 それで果たせるか?逃げ切られるかは判らないが・・・。
 昨年の最終戦でも、前を行く101号車への仕掛けが1周(最終ラップ1周前だった)早かったんじゃないか?と言う話を聞くが、あれは高橋選手が最終ラップと勘違いしていたのである・・・。


 にしても、43号車の作戦は見事と言うか、序盤の混戦から(後へ)抜け出し、早いピットインで後半スティントでの追い上げは、ハイペース(周りにライバルのいないマイペース)で、コース幅の狭いSUGOでのドッグファイトを避け、上位陣のピットストップにより確実に順位を上げてトップへ・・・。
 無論、後半スティント(約3分の2)を、予定通りのラップで走りきれる、タイヤとドライバーの体力のマネージメントできての勝利。
 今季初の2勝チームがランキングトップに躍り出ると同時に、大きく水を空けられて(20ポイント)しまった。


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 紫電、23戦連続完走!

DATE:2008/08/07