モータースポーツ

アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦“3 Hours of  富士スピードウェイ

2013シーズン マクラーレン
2013年09月30日

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アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦“3 Hours of  富士スピードウェイ

アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦 富士スピードウェイ

世界で最も過酷で有名な耐久レース、ル・マン24時間耐久レース・・・それに倣い世界各地域で開催されるル・マン・シリーズのひとつ、アジアン・ル・マンシリーズ。
名前の如く、アジア4カ国(韓国・日本・中国・マレーシア)の地域で4戦予定され、その第2戦が9月20-22日静岡県富士スピードウェイで開催される。
このレースに日本のSUPER GTのGT300クラスのマシンが参戦可能となり、「エヴァRT初号機アップルMP4-12C」も参戦する事となった。
SUPER GTレースのシリーズ戦では無いが、シリーズポイントが付与される事となり、SUPER GTシリースGT300参戦25台の内11台がエントリーしてきた。

レースは3時間の耐久レースで、第2戦の富士500km時の300クラスのトップの周回:時間に匹敵し、ドライコンディションであれば104~105周となる。
コースに出たマシンが走ることについては、SUPER GTと変わることは無いが、ピット作業の人数制限等大きく異なり、今までのSUPER GTとは違うフォーメーションが必要となる等、レギュレーションの理解も重要となる。
また今回のレースは、主催団体によりヨーロッパから使用燃料を持ち込まれた。
この燃料こそ、基本的には日本では使用ができないオクタン価の高いレースガソリンで、「エヴァRT初号機アップルMP4-12C」は本来この燃料仕様のMAP(エンジンの基本となる点火時期や燃料噴射量を定めているECU内部のプログラム)となっており、このマシン本来のパワーを発揮できるはずだ。
今日木曜は設営日となるが、サーキットでは通常のスポーツ走行がある。
既に5ポイント以上を獲得したドライバーは、SUPER GTのテスト走行制限があり、スポーツ走行はできないが、情けない事だが我々はノーポイント・・・スポーツ走行が可能である。
これを利用し、加藤選手が40分2回を走行。(高橋選手は都合により本日はサーキット入りできない。)
ナンバー付き車両も混走する中、2週間前のRd6富士の予選でのベストタイム(1′40″016)を更新する39秒台を軽々とマーク(手計測)!
加藤選手もパワー感を実感できたようだ。
タイヤもよりベストに近い物が用意され、更にセッティングを詰めればタイムアップは十分可能。
また前戦富士のレースでの好走の記憶も新しい、高橋選手のタイムも十分期待が持てる。
バカッ速のJAFGTマシン始めランキング上位の多くが参戦し、しかもハンディウェイトを下ろしての今回のレース、これらの要素でいきなり上位に食い込めるほど甘くは考えていないが、今チームに欲しいのは、戦ってリザルトを“勝ち取り”ちらりと明かりの見えた長いトンネルを脱出する事。
チーム一丸で長丁場レースを戦い抜く。

9月20日(金) 練習走行 / 晴れ

SUPER GTの2dayと異なり、このレースは3dayとなり、好天に恵まれた(このレースウィークは雨の心配なは無さそう・・・)金曜日の今日は車検とブリーフィングそして、1時間のプラクティスだけ。
普段のタイトスケジュールに慣らされた我々にとっては、間延び・・・というか、「もっと早くやれよ!」という気になってしまうほどで、異なるレギュレーションの解釈も、今朝になって届くなど、本戦に向けて気が焦るのだが、スケジュールはゆっくり流れている。
昨日のスポーツ走行で好感触を得た「エヴァRT初号機アップル・MP4-12C」(今回のプログラムは純粋に「MclarenMP4-12C」)と加藤選手だが、今朝になって不安材料が無いわけでは無い。
昨日30周弱を走ったタイヤが破損していたのだ。
バーストには至らないが、今回よりベストに近いタイヤだが、テストは不十分・・・午後のプラクティスで要チェックである。

そんな心配をよそに、プラクティスの加藤選手は好調で、いきなり1′39秒台のトップタイムをマーク。
最終的には39″116のクラス2番手となり、これは2週間前の第6戦のQ2予選でも2番手に匹敵する。
だがランキング上位陣は、このレースでは適用されないハンディウェイトを下ろしており、100kg前後軽くなり走っているはずで、それらの影響は明日の予選で見せつけられる事になるだろう。

今朝サーキット入りした高橋選手も走り出しから、42秒台から41秒台にいれ確実にタイムアップ、41″140と40秒台に入ろうかという最終コーナーからストレートを加速・・・その時タイヤに以上を感じ、減速!
コースを横切りピットに入る距離はなく、そのままストレートの左サイドのグリーンにマシンを止める。
幸いボディ、足回りにダメージはなく、明日の走行に支障は無いが、昨日に続きタイヤにやや不安を抱える事となったが、高橋選手の安定した41秒台の走行は、明日のプラクティスの40秒台へ、そして決勝レースの大きな力となるだろう。

9月21日(土) 練習走行 / 晴れ

異なるレギュレーションと、雰囲気に慣れてきた土曜日の今日は、昨日と同様、1時間のプラクティスと30分の予選。
午前10時15分からのプラクティスは昨日と同様、加藤選手の走り出しで、3周目1′39″294と、いきなり昨日のベスト39″116に迫るタイム。
昨日と大きく変更したセッティングが功を奏したようだ。
その後も39秒台で2周、そのまま高橋選手に交代。
昨日のタイム更新とはならないが、41~42秒台で周回、13周をこなす。
そしてNEWタイヤに代え加藤選手の1周アタックは38″861!このセッションのクラストップタイム!!。
無論、この順位がリザルト的には意味が無い事はわかっているが、今シーズン低迷を続けるチームにとって大きな励みとなり、やっとマシンのポテンシャルをしらしめる事ができた。

9月21日(土) 予選 / 晴れ

予選は午後1時55分から30分だが、全てを使うわけにはいかない。
この予選で使用できるタイヤは1セットのみ、しかもそのタイヤは決勝のスタートタイヤとなる為、多くの周回はできない。
アタックは両ドライバー可能だが、加藤選手1人のみのアタック。
セッション開始から15分が経過、コースインの準備、残り10分でコースイン。
既に16、55号車(共にCR-Z)の2台のハイブリッドマシンがそれぞれ38″362と38″363とワンツーを形成、16号車は更にアタック、38″241までタイムアップ。
やはりJAFGTが本気を出し、タイムを上げてきた。

加藤選手は計測2周目39″059をマークし、まず6番手、そのまま連続アタックに入るも、第3セクターで遅いマシンに引っかかり、失速!!39″283とタイムアップならず。
決勝に使われる、このタイヤでこれ以上の周回はしたくない。
そのままピットイン・・・SGTクラス6番手、総合8番手グリッドからのスタートとなる。

■予選後のコメント
■高橋選手「 午前中に結構良かったんでもう少し(加藤選手の予選)前に行くかと思ったんだけど…やっぱり俺が行ったほうがよかったかなぁ。(笑)横から加藤選手「そしたら来年BOP(性能調整)が変わっちゃうかもしれない。」またいろいろ問題も出てきたので明日に向けていろいろ考えてやっていきます。」
■加藤選手「 ここまで概ね順調にきていてフィーリングも非常にいいんですけど、肝心のアタックで遅いクルマに邪魔されてしまって、べストタイムが出せなかったのが非常に悔やまれます。 ただレースは今回3時間ということで通常のSUPER GTのシリーズ戦ではないので、色々なトライをしてできるだけデータを取りつつ、レースでは最後に表彰台を取りたいと思っています。」
■渡邊エンジニア「 今回は車の見直し、あと普段使っているのと違う燃料で走ったので・・・本来はこの燃料がマクラーレンの基準となるガソリンなんで、まぁ全部ちゃんと道具が揃えばボチボチ走れるんだな~って、今、率直な感じです。タイヤの方もだんだんさ車にマッチしたものってのが見つかってきてますし・・今言ってたガソリンの問題・・クルマのセットアップに関しても、今までと極端に違ったりっていうわけではなくて、この2つ要素がうまくバランスすれば、ちゃんと上位に食い込むだけの戦闘力が今回確認できたなと・・・ま~皆さんが考えているほど、「急に早くなったね。」って言う人が多いんですけど、実はそんなことはなくて、ただそのガソリンとかの道具が揃っただけで、もともとこういうもんなんだろう、・・・まぁこれが本来の姿なんだろうなっと・・・、予選に関しては朝のフリーでトップタイムとかが出たんですけど、まあもともとちゃんと予想していたとゆうかJAFGT・・電気自動車2台と、スバルがトップ3にくるだろうなっていうのは練習の区間タイムなんかを見ていて、圧倒的な感じだったので、それは予想通りで予選上位3台が並んでますが、そのあと2、3台中に食い込めるかなっと考えていたんですが・・・午前と午後で路面コンディションが変わってらしくて、車のバランスが若干変化したって言うとと、アタックラップのセクター3でトラフィック2台に引っかかって、データ上でまそこで大きくロスしてるってとが分かって・・じゃあそれがなければトップを取れたのかっていうと、そういうわけじゃなくて・・・バランス的には、悪くなくて、今までの中ではリザルトのように、今まで1番フィーリングがいい・・と、普通にレースができるかなーってとこですね。でも若干・・・用意したタイヤの耐久性的な問題が、今おもむろに出てきて・・・車が早くなりすぎて出てきた問題っていうのが表面化してきて、本来であれば3スティント2ピットって言うレースなんですが、・・ちょっと今のままだと3ピットしないと、ちょっと走れない可能性が出てきちゃって、 、まだちょっと決定したって言うわけじゃないんですけど、まあドライバーと相談してみて、車の状況というか、タイヤの状況と相談しながら明日に向けてどうしようか?と、決めようかなと思ってます。・・まあとりあえずはJAF GT 勢ってのは全く遠い遠い存在で、宇宙を飛んでる乗り物のようなイメージだったんですけど、でも今回初めてその後ろ姿が見えるんだなってところまできてるんで・・・、まぁちょっといい加減シーズンもこれ入れて3戦ていうところまで来てしまったんですが、ここに来てやっと歯車があってきたなって言う感じがします。ま~この次オートポリスではガソリンが元に戻ってしまうので、ちょっとまだまだ・・・でもこれは僕らではちょっと、(なんともできないんで)、マクラーレン側にリコメントしないといけないんですが・・・そういう部分も表面上はっきりしたんで、まぁ後半、残りうまくつなげるようにこのレースもやっていきたいなと思っています。」

9月22日(日) 決勝レース / 晴れ

アジアン・ル・マン・シリーズでSUPER GTレースと違うと最も大きく実感できるのはタイムスケジュール。
決勝日の本日、アジアン・ル・マンのエントラントの最初のスケジュールは、10:25からのピットウォーク。
SUPER GTであれば、朝のフリー走行を終え、決勝レースに向けた熱いディスカッションが行われる時間帯である。

マシンの走行に至っては、フリー走行は無く、本日最初の走行は、13:05の決勝レースのウォームアップ走行、そしてそのままグリッドに整列である。
従って、昨日の予選からのセット変更の確認は、この時しか行うことができない。
無論こうしたルールは全チーム共通なので、異論はないが、多くのデーターを持っていたり、ドライバーのセッティング能力が大きな差を生むことともなる。
レースは距離ではなく時間・・今回は3時間のレースとなり、今日のようなドライコンディションなら周回数にして104~106周といったところだろう。
FIAGT3マシンは2PIT、3スティント作戦が妥当な所だが、燃費の問題で、やや不安が残る・・・。
また今回我々の選択したタイヤは、タイム的には非常に良いパフォーマンスを示すのだが3スティントとした場合には、急激にタイムが落ち込む恐れがある。
このレースSUPER GTクラスに参戦10台の内JAFGTマシンが3台・・まともにレースとなれば、これら3台には太刀打ちは不可能。
であれば、先の燃費の問題を絡めても、当初から3PIT、4スティントでキッチリと作戦を立てたほうがリスクは少なく、良いリザルトが望めるであろう。
スタートは加藤選手が担当し、2スティント連続走行として、3スティント目を高橋選手、そして最終スティント加藤選手とする予定。

13:57、フォーメーションラップ開始、14:00にレースはスタート。
1、2番グリッドはラップタイムの早いLMP2クラスの2台、それらと少し間隔を開けるカタチで1コーナーに飛び込むGTマシン群。
続くAコーナー、そして100Rでひとつ後ろのグリッドにいた62号車(メルセデス)にインからさされ、オープニングは7位。
しかし3周目には5位を走行中の5号車(GT-R)、そして8周目には62号車のそれぞれがタイヤトラブルでピットイン、労せず5位に上がる。
ワンツーは16号車と55号車(共にCR-Z)のハイブリッドマシン、続いて61号車(BR-Z)と予想通りJAFGTの3台。
4番手に11号車(メルセデス)とランキング上位陣がトップグループを形成。

その後は判で押したように41秒台で周回する2号車エヴァRT初号機アップルMP4-12Cだが、25周を終え早めのルーティンピット。
燃料フルチャージ、と言っても、3ピットにした事で、1スティントでの消費燃料は減った為給油時間は短い。
タイヤ4本交換、ドライバーは交代せず。
このタイヤ交換作業は、レギュレーションによりSUPER GTと大きく異なり見る分にも非常に面白い。
タイヤ交換に関わるメカは決められた4名、だが作業エリア(ピット前の白線から先)に出られるメカは2名、作業エリアで使用できるホイールナット脱着用インパクトレンチは1台。
外したタイヤは直ぐにピット内に格納しなくてはならない等々、実に細かく規定されている。

練習の成果が表れ、大きなミス無く順調にピット作業をこなしピットアウト。
一旦クラス7位となるが、他のマシンもピットストップが行われ再び順位が上がり30周目にはクラス6位、35周位目には5位となる。
と、この周、55号車(CR-Z)が白煙を吐きながらスロー走行、そのままピットに入ってしまいJAFGT勢の一角が崩れる。

前のピットインで外されたタイヤを点検した結果、この2スティント目はもう少し周回数を引っ張る事にし、55周目クラス3位に上がって、2回目のピットイン、ドライバー交代。
タイヤ交換、給油作業等は前回と同じ。
3スティント目担当の高橋選手、アウトラップ以降、42秒から43秒台前半と快走。
ピットアウト時の5位をしばらくはキープするが、65周目アウトラップ2周目のクラス4位の0号車(ポルシェ)に迫る。
昨年のチャンピオンチームのマシンに追走、66周目にはパスし4位に上がる。
エンジニアのシンタローから「バトルしてタイヤを痛めないように!」と指示が飛ぶ。
勿論承知の高橋選手も「丁寧にやっとるよ、丁寧に・・」と返信があるが、67周で一旦1.7秒に広がったリードも、徐々にペースの上がった0号車に詰められ、69周目にはコンマ1秒差となる。
ここで無理なブロックは避け、タイヤをいたわる為、翌70周目、0号車を先行させ追走する事にする。
共にあと1回(3回目)のピット作業を残した4位争い、チャンピオンドライバー駆る0号車は41秒中盤でラップ、それに対し高橋選手はタイヤへの負担を減らし42秒前半・・徐々に離され、82周目、3回目のピットイン直前には13秒差となった。

最後のピットストップでは残り周回数22~23周(約36分)となった為、残存燃料を“精算”、給油時間を一気に20秒短縮、NEWタイヤで加藤選手がラストスパートをかけた。
クラス順位は6位に下がるも、40秒台で飛ばす加藤選手。
トップは既に2周先行する16号車(CR-Z)2番手11号車(メルセデス)。
1周先行の61号車(BR-Z)、0号車(ポルシェ)、同一周回の52号車(メルセデス)に続く。
85周を過ぎ、トップの16号車以外で、11号車と加藤選手だけ40秒台のハイペース!
約50秒前行く52号車はピットイン1回という奇策、エコ走行で後半スティントに挑んだようだが、終盤に入り全くペースが上がらず、みるみる追いつき99周目にパス、5位に上がる。

4位、0号車は98周目のピットインで同一周回に追いつくものの、我々より約30秒も短いピットストップ(給油のみ)の為、約30秒のリードを築かれてしまった。
その後も41秒台、そして103周目には1′40″205のベストをマークした加藤選手、104周クラス5位でチェッカー。
シリーズ戦ではないが、シリーズポイントが付与され、今シーズン初となる3ポイント獲得。
シーズン序盤のトラブルも消え、タイヤも絞り込めてきた。
また日本の燃料合わせたセッティングに、メーカーも意欲を示してきており、上向いて来た事を実感できるレースとなった。

■決勝レース後のコメント
■高橋選手「 まぁちょっとタイヤに不安があったんで、結構走り方を変えて・・、まぁ2人ともそうなんだけど、なるべく荷重をかけない様な走りをしっかりやって、丁寧に丁寧に走った。でもそれほどタイムも落ちずに走れたし・・まぁボチボチだったかなぁと思います・・・まぁこんなもんですわ。まぁ3ピットにしては、まあまあだったですわ。」
■加藤選手「 ちょっとスタート前から、本来とりたかった作戦が取れなかったんですけど、まぁ安全策をとって、後はそれを信じてどこまでプッシュできるかな?、ってとこでスタートしたんですけど、思ったより悪くなかったなと思っています。全体的にタイムとか考えても、いいレースができたんじゃないかなと思ってます。
できる範囲内での・・望むべくリザルトには近かったのでかったんじゃないかな・・・久々にレースさせていただきました楽しかったです。ハハハ。」
■渡邊エンジニア「 実は今回のレースに関しては、諸事情がありまして本来は2ビット3ステントで行けるレースだったんですけど、でもどうしても3ピット4スティントにしないと危険が・・・、リスクが大きいかなって言う事情なんですけど、ライバルが2ピットで来るところ、我々はは1ピット多くなるんで・・・レースをやる前からネガティブな様子としてあったんですけど、まぁとりあえずは、車がよく走るんで、きっちりミスなくレースやりましょうっていうことなりまして、・・・ま~終わってみれば5位でゴールができて、3ポイントで今シーズン初ポイントがありまして・・・今、有った道具、4ピットと言う中では完璧なリザルトだったかなと思います。
上位3台のJAFGT勢、・・1台オートバックスのCR-Zは壊れちゃいましたけど・・・ベストリザルトは自分の中では・・・やる前から言うのも実はあれなんですけど・・・現実的に考えて3位に入れるかどうか?現実的に4位かな?という風に考えていて、実はそれぐらいJAF GT 勢が早いって事なんで、そんな中でも1回ピットが多い段階で5位でゴールができたっていうのは、正直今回、我々(ピット作業)もノーミスで、ドライバーもノーミス、完全に事前に立てた作戦通りにすべてが進んだんで・・・もちろんチームは優勝を狙ってレースをするわけなんですけど、内容としては、非常に濃くて中身のあるいいですだったと思っています。そういった意味で今の条件の中では最良のリザルトだったかなぁと思っています。ま~これでいろいろとまた、見えてきた部分も多いし、また新たな課題も出てきたんですけど、ま~次オートポリスまでには時間がないんですけど、上手く調整して、残り2戦頑張りたいと思います。」