モータースポーツ

2010開幕:SUPER GT第1戦

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悪夢の開幕戦
スタートから僅か2.5km、0周リタイヤ!



 2010 SUPER GT、今年の鈴鹿開幕戦、ノックダウン予選を積極果敢な作戦でポール奪取に挑む。
 最終第3セッションに進出できるTOP10に加藤選手送り込むべく、第2セッション担当の濱口選手は10分間のセッションで、毎ラップ自己ベストを更新する積極アタックをするが、惜しくも11位、第3セッション進出を逃す。


 11番グリッドから決勝レース。
 スタート直前にパラついた雨、本降りとならないまでも、少なからずレースに影響は与えそうだ。
 そんな中、全車ドライタイヤでスタート。
 スタートドライバーの加藤選手は1コーナーまでに、すぐ後ろ12番手の33号車にパスされるが、3コーナーS字入口でまず9番グリッドにいた31号車をパス。
 続くS字切り返し4コーナーで、先行した33号車が、8番手86号車と競り合っている間に、漁夫の利を得て、この2台を一気にパス9位へ。
 目の前は5番手スタートの19号車が落ちてきている。
 やはり路面の影響が、このスタートの混戦を作り出している。
 その19号車にピタリ追走し、ダンロップコーナーを駆け登るが、先にパスした33号車がアウトサイドに、そして31号車が真後ろについている。
 デグナー1つ目、33号車にインから刺され、2つ目までの僅かな直線で前に入られる。
 丁度その頃、僅か前方のデグナー2つ目でトップグループに波乱が起こった。
 ポールスタートの7号車がコースアウト、直ぐにコースに戻るも3位に後退。
 また4番手スタートだった43号車もここデグナーカーブ2つ目の手前で74、86号車に並ばれ、インを刺され6位に・・・、そしてややアウトラインから立ち上がった所で単独スピン!
 真横を向いた43号車のノーズをかすめた19号車は無事通過できたが、その直後、超接近戦状態の33号車、そして2号車加藤選手、そして31号車はたまらない。
 33号車と同時に減速した2号車に、31号車が追突。
 そのまま2号車も33号車に追突、その33号車は未だスピン中(と言っても僅か2~3秒程度だが・・)の43号車のテールをすり抜けるが、目の前に現れた加藤選手は避けようも無くクラッシュ!
 勢いで、そのままもつれるように2台ともグラベルに飛び出て停車。
 2号車紫電は右前が大きく破損しリタイヤ。他の2台43、31号車は自走でピットには戻ったもののリタイヤ。

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設営日、「万一の事があるといけないのでマシンが綺麗なうちに・・」と言って撮った写真。
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ノックダウン予選で、11位に終わって嘆く濱口選手を慰める加藤選手。・・ヤラセです。
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スタート前の両ドライバー。この頃も雨もパラつき波乱は予想されたが、まさかそれがうちに・・。

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左に避ける前33号車。スピン“中”の43号車。この時、加藤選手の位置から見えたか?バックモニターは追突した31号車を写し出している。
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ピットに戻った加藤選手。体の疲れも怪我もない。
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ピットに戻った無残な紫電。次戦岡山は2週間後。実質メンテナンス時間は10日もない。かなり厳しい破損状況。



 幸い加藤選手始め、この多重クラッシュに関わったドライバーに怪我は無かった。
 事故の始まりから、終りまで、分析はできるが、無論これらは、全てレーシングアクシデント。
 原因はわかるが、決して誰かが犯人というわけでは無い。レースが単調にならぬようにと、雨雲が少しいたずらをしたのだろう。
 だが、地元東海地方の鈴鹿という事で、多くのファンの方々応援に来ていただいたにも関わらず、勇姿がお見せできなかった事が残念ですが、これからも応援よろしくお願いいたします。

DATE:2010/03/22