7月17・18日十勝サーキットにて、GT選手権第4戦開催。

最終更新日:2004年7月20日(火)2時34分16秒

 これまでの3戦は、リタイヤ1回と、完走2回、しかし共にチェッカーを受ける事ができずにいる。
 順位もさることながら、まずはチェッカーを受けなくては・・、結果を残さなくてはならない。
 ここ十勝は、S耐参戦の3年前まで、3年連続24時間レースで遠征に来ているがGTでは勿論初めて。
 ギア、サスのセッティング等、そしてマシントラブル、天候不順の為、ここしばらく、進まなかったクムホタイヤのNEWヴァージョンのテストと、課題は山積。

 今回は決勝日の早朝に小雨が降っただけの好天に恵まれ、順調にメニューはこなされ、クムホのNEWヴァージョンも徐々に良いパフォーマンスを示すが、予選順位は17位と、今シーズンの“定位置”付近に留まる。
 向かえた決勝日朝、フリー走行中、500マシンに接触され、左後輪周辺を破損するアクシデントに見舞われる。


しかし幸い足回りに大きな損傷が無く一安心。
外装の修復、アライメント点検調整等で決勝グリッドにマシンを並べる事ができた。
渡辺選手はレース開始直後14位に上がるが、幅が狭く短いコースに苦戦。14〜16位で一進一退。
今レースにチョイスしたクムホタイヤは、ライフも格段に向上。終始安定したタイムで54周をこなし、高橋選手に交代。
今シーズン初のチェッカーを17位で受ける。


今シーズンはポイントはおろか、このチェッカーまでが遠かった。
しかし、今回持込みテストしたタイヤには、セット数が少なく予選、決勝で用いる事ができなかった、よりパフォーマンスが高いヴァージョンもあった。次回鈴鹿ポッカ1000kmには、それらも実践投入予定。今後の活躍に期待してください。


朝のフリー走行での接触による破損(左上写真)も修復され一安心。ぶつかった500側のマシンの方がダメージが大きかったようだ。

今回は一矢報いたいとスタート前の両ドライバー。

序盤、中位グループを走行する渡辺選手。Photo by Y.Suzuki

後半、チェッカーに向けて力走する高橋選手。Photo by Y.Suzuki

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