8月21・22日鈴鹿ポッカ耐久1000kmレース開催!

最終更新日:2004年8月23日(月)15時48分27秒

 GTシリーズ戦では無い、このレースにはGT300クラスの多くのチームは欠場。しかし地元中部の鈴鹿で開催され、多くのファンの声援と共に戦えるこのレースは、クラブマンレース時代から長年出場し、GT参戦後もエントリーを欠かさない。また今シーズンのクムホタイヤの開発の場としても重要な一戦である。
 今年はいつもの高橋、渡辺両ドライバーに第3ドライバーとしてフランスから”助っ人”ザヴィエル・ポンピドウ選手選手が加わり長丁場を戦う事となった。
そのポンピドウ選手、20日のフリー走行でコースアウト。翌21日、気温が下がり条件の良い2回目の予選アタックもスピンコースアウトで失敗。全く良い所が無く、予選はクラス最後尾8位。総合でも15位と完全に入賞圏内から外れかに見えた。

 明けて22日決勝。「(クラス)最後尾だから抜くだけ」と応援席挨拶をした高橋選手をスタートドライバーでレースはスタート。
 他の総合上位クラス(RS)が脱落し総合順位は上がるものの、さすがにGT300クラスはしぶとく、脱落するマシンがいない。
 そんな中「プリヴェチューリッヒ・クムホ・NSX」はドライバー、メカ共ノーミスでレースを運び、高橋選手がクラス5位、渡辺選手が3位まで引き上げるが、その後は3〜4位を一進一退。
 クラス4位でアンカーを務めたポンピドウ選手は暗くなった上に、小雨がパラつき始めたコースで追撃。
 残り6周、130Rの高速コーナーでアウトから前走車をパス!アナウンスもピットクルーも沸き上がる。
 そして逃げ切り3位でフィニッシュ!今期初めての表彰台に上がった。

レースリザルト


スタート前の三選手。身長差からポンピドウ選手にとってNSXは狭かった。

スタートを務めた高橋選手。堅実な走行でスタート後、5位まで上がる。Photo by Y.Suzuki

ポンピドウ選手、決勝では果敢な攻めのレースを展開。前日までの雪辱を果たす。Photo by Y.Suzuki

一昨年、昨年と三年連続3位表彰台を獲得。Photo by Y.Suzuki

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