スーパーGT第8戦鈴鹿サーキット 11月5・6日 2005年全日程終了。

最終更新日:2005年11月11日(金)17時24分8秒

ここまではベルノ東海NEWSで・

 金曜のフリー走行はトップタイム。土曜の予選、スーパーラップ(以下SL)は2位と絶好調の「プリヴェチューリッヒ・アップル・RD320R」。
 雨確実の予報でむかえた決勝日。朝一のフリー走行は雨がパラツキ始めたものの、路面状況に影響は無く、ここでも高橋選手は3番手、そして渡辺選手はトップタイムをマーク。決勝レースへの期待が多いに高まった。
 雨はフリー走行終了後辺りから本降りとなり、決勝レースの始まる午後はかなり激しくなった。ところがスタート前のウォームアップ走行で今回スタートドライバーの高橋選手が第1コーナーでコースアウト!スポンジバリアに突っ込んだが、幸いドライバーは無傷、マシンも“軽症”の為、予定時間内にスターティンググリッドへ送り出す事ができたが、ヒヤリとさせられる一幕であった。
 しかしグリッドでマシン紹介が進む頃、雨足は更に激しくなり、コース上至るところに川が流れ、危険な状況となった為、周回を4分の3の39周に減算、セーフティーカーの4周先導後、約1時間遅れでスタート。1回給油の義務は残る為、4周終了時にピットイン。給油、ドライバー交代をし、残りは渡辺選手の追撃に託した。
 レースは本降りの雨から、小雨へ、そして止み間もでき、各マシンの、タイヤメーカー、コンパウンドの違いから、タイムのバラつき、また中盤、事故によるセーフティーカーの介入等で、順位が激しく入れ替わる。
 後半8位の単独走行と思われた渡辺選手も、残り5周でガックリとタイムの落ちたミシュランタイヤ勢の2台をパス。今季2度目の6位でフィニッシュ。
 

 レース直前のウォームアップ走行でクラッシュ!自力でピットに戻った高橋選手。幸い大事には至らなかったが、クルーをヒヤリとさせた。

 大雨のグリッドでの渡辺・高橋、両選手。これだけ激しい雨でむかえたレースは、GT参戦以来初めて。

 セーフティーカーの先導終了4周目と、同時に義務ピットイン。給油(殆ど無給油・・)とドライバー交代。この作戦を取ったのは何チームかあった。

 豪雨の中のレース。“4周目ピットイン”作戦は、途中のSCで順位も入り乱れたが概ね成功。中盤まではタイヤメーカー差が出たか・・・。

 2005年の日程はこれで全て終了しました。激しい雨今回のレースは勿論、今シーズン多くのご声援をいただきありがとうございました。
 来シーズンに向けての体制は、未定ですがチョッとしたサプライズがあるかも・・・お楽しみに・・。

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