4月8・9日、SUPER GT第2戦終了。

最終更新日:2006年4月10日(月)12時57分3秒

ここまではベルノ東海NEWSで・

 セルモーターのトラブルにより貴重なフリー走行日(3時間)を失い、セッティングに迷いを残した決勝当日。
 鈴鹿開幕デビュー戦では燃料ライン系のトラブルによりピットスタートとなった為、初めてグリッドにマシンを並べる事となった「プリヴェチューリッヒ・アップル・紫電」。
 定刻の午後2時、8番グリッドから高橋選手をスタートドライバーにレースは始まった。
 ところがオープニングラップ第1コーナーで500クラスのスピン、コースアウトの混乱を避けた際、数台にパスされ順位を落とす。
 25周目、14位の時点でピットイン。給油、タイヤ交換を済ませ、高橋選手に代わり、加藤選手をコースに送り出した時点で20位に・・。
 ここから加藤選手の追い上げが始まるかと思いきや、しばらくして「ハンドルの動きがおかしい。」と無線で異常を連絡。
 原因は判らないが、どうやらハンドル重くなったようだ。何とか走ると言っているが、「バトルはつらいね」とのコメントが入る。
 淡々とラップを刻むが、全くタイムは伸びない。それでも他のチームのピットインにも乗じ、52周目にはポイント圏内の10位にまで上がる。
 そして最終ラップ、Wへアピンで9位の101号車に接触!101号車はスピンし、9位でチェッカーを受けるが、この接触はペナルティー対象となり、27秒(ピットスルー相当)のタイム加算となり最終結果は11位とポイントを得る事はできなかった。

スタートを務める高橋選手にアドバイスをする加藤選手。この時は今日のレースに明るい見通しを立てていたのだが・・・。

今シーズン(と言ってもまだ2戦目)最初のグリッド上のツーショット。加藤寛規選手(左)高橋選手(右)

大観衆の前を駆け抜ける紫電だったが、この時既にステアリングにトラブルを抱えていた。

レース終了後の加藤選手。これまで疲れを見せた事がなかったが、この時はバテバテ。重いステアリングに握力が無くなった。

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