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Pokka 1000km RACE 4/4ページ

2005年ポッカ耐久1000km GT300クラス
予選1位 : 決勝1位(総合3位)

photoクルーが手を振る中チェッカーを受ける加藤選手。(わからない)

photoこちらは判るね。初優勝。

photoストレートエンドをUターンしてパークフェルメに向かう。全クルーが出迎える。

photoまずは総合の表彰。3位はうれしいタナボタ。

photoカウントダウンで恒例の花火。

photoそしてクラス優勝の表彰。

このレース、今回は勝って当たり前、むしろGT戦で今ひとつ冴えない戦績に、マシンの見直しを兼ね、加藤選手の助言をもらい、マシンのポテンシャルを確かめたいという事もあった。

その結果は素晴らしく土日のタイムにも表れている。

何がマシンをここまで激変させたか?

レースの場がラーメン横丁だとすると、店舗が「チーム:ベルノ東海ドリーム28」、麺が「マシン:VEMAC」、ベースの"だし"が「大まかなサスセッティング」味付けが「タイヤ・こまかなセッティング」、それを決める調理人が「エンジニア:渡辺信太郎」そして味見兼営業が「ドライバー:この場合高橋、渡辺両選手」と、売上げが「タイム、戦績」と言った所かな?

麺(マシン)は、各店舗(チーム)ごとに個性があり、細麺、太麺、ちぢれ麺と色々な麺で商売をする。各調理人(エンジニア)はこれに合うスープ("だし"と"味付け")を作るのである。ただこの世界の調理人は試食(ドライビング)ができないが、味を分析(ロガーのデーター)する事はできる。またよほどでないと"だし"にまで口は出さない。

どんな麺(マシン)でも、それは個性であり、それなりの味付けでスープを組み合わせれば、それなりに商売(タイム)にはなる。その成果は相対的な物で、他のお店(チーム)より売れれば良いのである

事実今年の麺(VEMAC)に対し、営業(ドライバー)は、「この"だし"を!」と決め、調理人(エンジニア)が、「この麺に、この"だし"」ならばと、味付け(セッティング)を行い商売(レース)をして来たが、その結果ラーメン横丁界(スーパーGT)では営業(ドライバー)の努力もありそこそこの売上げ(戦績)を出してきた。

しかし年8回お店を開ける(シリーズ戦)が、今年も中盤となり、他のお店(チーム)の営業(ドライバーこの場合加藤選手)に味見をしてもらったら、どうも"味付け"以前に"だし"から変えた方が、よりうまいラーメンになるとの事。

そこで"だし"をこれまでに無い、それこそ"牛"から"鶏"に変える位、ガラリと変えたのである。結果その営業(加藤選手)は、店始まって以来の売上げ(タイム)を上げたのである。我々のお店の営業は、この味を認めつつも、まだ馴染めず、(今回の特別出店(ポッカ1000km)はあいにくの雨で、本当の売上げは解らない)売上げを伸ばすのはこれから。残り4回の出店では大いに期待できる!・・・と思う。

何でこんな回りくどい例えにするんだ!って言われそうですが、これらを殆ど変更事ができないレースを、「ワン麺食いレース(ワンメイクレース)」って言うでしょう・・・。おあとがよろしいようで・・・

photo正しく助っ人加藤選手。GT戦では再びライバルに・・・。

photo総合3位までの記者会見。GT戦への弾みにしたい。

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