GT CHAMPIONSHIP 2002 オフシーズンテスト
3月16・17日岡山県「TIサーキット英田」
2002年シーズンはGT選手権全8戦、フル参戦の予定。しかし富士、SUGO、MINEと、今年初めてシリーズに組み込まれたマレーシア・セパンサーキットはまだ走らせたこと無いサーキットで、岡山の「TIサーキット英田」もシェイクダウンと、タイヤテストで走らせただけでレースモードとは言えない。しかしGT選手権はセパンを除く、国内全てに事前合同テストがあるので、未経験サーキットを中心に精力的に走りこむ予定です。そんな今年最初の合同テストは3月16・17日岡山の「TIサーキット英田」にて行われました。今年の走り初めになるテストをご覧下さい。
これがTIサーキット。5・9・10コーナーは高い位置にあり、5→6・10→11は下り。4コーナー・8→9は昇り。結構テクニカルコース。
数々の変更を加え、2002年に挑む「ベルノ東海・アメリカンレーシングNSX」今年もゼッケンは「2」そんな改良点を紹介しよう。
最も大きな変更は、YOKOHAMAより、外径が大きくなった後輪用タイヤが用意された事。昨年のテストで相性も良かった為、このタイヤでいく事となり、それに伴い足回りアライメントを変更。またオフセット変更をしたフロントホイールをテスト。これはハンドリング特性の変化(軽くなる)を狙った変更である。
後輪の外径UPみ伴いアライメント変更。勿論フロントにも及ぶ。エンジンは今年も「TODA」チューン。こちらの変更点は・・・。申し訳無いですがヒミツ。
ブレーキローター・パッド共、名門「PFC」に変更された。
バックモニターカメラが付いた。真後ろが全く見えない為、ストレートでの後続車(特にGT500に対し)の確認に便利。ドアミラー以外での確認ができるので、ドライバーも精神的に楽になる。これはまだ仮付け状態。
ドリンクは手元の「白丸ふた」の中にポンプが内臓されていて、ハンドルのスイッチで圧送される。
HONDA VERNO TOKAIステッカーの縁取り色を変更。早さには関係無い。2002年ヴァージョンとの違いを作っただけ。
昨年まで2t積車と2tのパネルバンで運んでいた、マシン含め各機材の運搬が、10tのトラックになった。
などなどですが、その他細かな変更があります。特にこのGT選手権は毎年、毎レース進歩が著しく、現状維持で挑む事は、後退を意味します。
その他各マシンやら、なんやら(と言っても毎度私の独断ですが・・。)を見てみましょう。
GT500NSXは新型に変更されていました。と言っても外見上はバンパー、ヘッド・テールライトと、それに伴いボンネット回り位です。
各マシン、開幕前でカーボン剥き出しの外装は、結構迫力がある。
レイブリッグNSX
ARTA NSX
走行会にも来ていただいた、山野選手。惜しくも昨年GT300チャンピオンを取り逃がしたが、今年は「UNISIA JECSシルビア」で挑む
GT300用にBFグッドリッチが新規参入。「ARTA MR−S」にのみ供給されるが・・、速い!BS・YOKOHAMA との三つ巴となるか?
今回は渡辺選手がMINEサーキットで開催されているスーパー耐久に出場している為、高橋選手のみがドライブ。