AUTOBACS JGTC 2004 Series 第5戦 2/3ページ

予選:9月4日(土) 午前:くもり/ドライ 午後:くもり/ドライ

今日は朝から曇り。予報は一日くもり。いつ降ってきてもおかしくない空模様。車検、タイヤマーキングと平行し、レインタイヤの準備も進めなければならない。

午前10時、500クラスの占有時間が始まる頃には、少し雨が落ちてきて、「WET」宣言がだされた。しかし全車スリックタイヤでコースイン。午後に晴れる"保障"があるとは思えない空。とにかく早めにタイムを出しておかなくてはならない。ウェットとなれば、予選基準タイムすらクリアできなくなってしまう。

幸い続く300クラスの占有時までには雨は止んでしまったが、油断はできない。まず渡辺選手が3周、4周目に1' 57'' 108、1' 57'' 132と、あっさり一昨年の自己ベストを更新。早めに高橋選手に交代する為ピットイン。その高橋選手もコースイン翌周59'' 560でさっさと基準クリア。そこで赤旗中段。300クラス占有は残り僅か。しかしその後天候は好転。高橋選手も混走の中58'' 801まで短縮。

photo朝、いつ降って来てもおかしくない空。

photoスリックと共に、レインタイヤも準備。このレインタイヤ、"ビミョ〜"な進歩がある。

photoクムホスタッフと話すのは、昨年、スーパー耐久において、クムホタイヤで1勝を上げた桧井選手(レースでは三船 剛)

photo今シーズン、やっと自己ベストを更新。

photo高橋選手も混走の中短縮。

午後の予選も「WET」宣言の中、混走から始まる。午前より雨足はやや強いが、スリックタイヤの方が良い結果が望める程度の雨。しかし雨をしっかり含んだ雲は無くなりそうにもない。

高橋選手の走行時間、混走の中、午前の自タイムを上回る58'' 229をマークするも、2分を切ったのはこの1周のみ。

300占有時間になっても雨はパラパラ。走り始めた渡辺選手も含め、午前のタイムを上回るマシンはそれ程多くない。上位チームの殆どは午後の天候悪化を見越し、午前中の予選で2セットのタイヤを使ってしまったチームも多いからだろう。

photo観客の"傘"から雨の程度がわかる。

photoいつでも来そうな雨に、予選中もレインを準備。

photoしかしスリックで走り通す事ができた。

photo殆どの300は午前のタイムを上回る事はできなかった。

ところが最後の500占有セッションではやや雨足が強まったにも関わらず、路面が乾く方が早いのか?多くのマシンがタイムアップ。コースレコード2台を含め半数以上が午前のタイムを上回った。

結局、午前のタイムでグリッドが決まった訳だが、自己ベストを初めて更新したにも関わらず20位!コースレコード更新マシンが8台もいると言う状況では仕方ないだろうが、300クラスは本当に進歩は驚愕物だ!

話は変わり、12月に開催されるUSA、カルフォルニアでのオールスター戦の選抜基準だが、今シーズンここモテギまでののランキング上位や、優勝があれば無条件選抜だが、今我々はどこにも該当していない。

この1戦で突然ランキング上位は無理だろうが、「優勝は不可能じゃないぞ!」なんて"冗談"も飛び交っている。このグリッドでもチーム内に暗さは無い。馴れてしまったか・・?

photo来シーズンから使用されると思われる、給油バルブ。一個の口で給油とエア抜きが行われる。

photo給油装置の検査。これはホースの長さが規定以上あるかどうかを測っている。その他タンク上面の高さも測る。

photoシフトフォークの先が欠けていた。幸運?な発見。

photoレスキューチームの訓練。役立ってほしくない。

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