JGTCについて

「JGTCとは…」

 全日本選手権で行なわれる「フォーミュラーニッポン」と並ぶ2ドア市販車ベースの最高峰のレースで、エンジンへの吸入吸気量の制限により、出力を約500馬力とした「GT500」と約300馬力にした「GT300」とがあります。

GT500参戦中の「無限×童夢NSX」
GT500参戦中の「無限×童夢NSX」

主な参加車両は

  • GT500・・NSX/スープラ/スカイラインGT-R/マクラーレンF1GTR など
  • GT300・・ポルシェ911GT3R/MR-S/シルビア/RX-7/インプレッサ/フェラーリF360 など

 エンジンはシャーシーと同一メーカーなら積み替え可能で、スープラはノーマルが6気筒3,000ccだが4気筒2,000cc+ターボに換装しています。

 足回りは基本形式(ウィッシュボーン式とかマクファーソン式等)さえ同一であれば変更は自由。これも後の写真を見ていただければわかりますが、ダンパーの位置などは全く別物になっています。

 勿論、車両最低重量や各部の寸法、使用禁止装置、パーツ等々、多くの細かな規定がありますが、車体形状が保たれていれば(ここが重要)スーパー耐久等と比較して、かなりの範囲で自由に改造できます。

 レースそのものは2人のドライバーの交代や燃料給油を行ない250〜1,000kmを走る耐久レースでピット作業も見逃せない楽しみです。またこのレースの面白い点は、決勝で3位以内に入ると、次のレースからウェイトハンディが課せられ、勝ちつづけると最大120kg!(GT300は80kg)まで累積されます。従って連勝はなかなかできません。

この様な事から

  • 街で見かける車、自分の乗っている車がその形で走っている親しみ易さ。(フォーミュラーは、皆同じ様に見える。)
  • バラエティに富んだ多くの車種が走っている面白さ。(少量スーパーカーに対し、量産改造車でもトップ争いができる。)
  • 速さを追求したテクノロジーに対する憧れ。(珍しい車、スーパーカーはファンの憧れである。)
  • ピット作業に見る、走り以外のレースの面白さ。(チームの総合力、レースのドラマ性が楽しめる)
  • 同じ車が勝ちつづけるとは限らない。(常に迫力あるレースが期待できる。)

 またル・マン24時間やフォーミュラーニッポンなどの、スタードライバーも多く参戦しするなど、レースファン、観客が楽しめる事を考えたレースです。ピットウォークを始めとする多くのイベントでレースを楽しんでもらいたいと思います。

 詳しくはhttp://www.jgtc.net/で紹介されております。「技術規定」や「競技規定」など一度ご覧になれば「JGTC」レースの面白さが一段と増す事、間違いなしです。

「JGTC」とは? 「JGTC」参戦! 現在のところ…/いつから走る?

 
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