GT LIVE USA-JGTC 2004 All-Star 4/5ページ
予選・決勝(ロングコース)12月18日(土)
本当に"雲ひとつ無い青空"とはこの事。湿度も毎日20%。と思っていたら、この湿度計20%以下は表示しない事が判った。という事はそれ以下!汗もかかず毎日が過ごし易い。
昨日トラブルを起こしたクラッチレリーズはスペアと交換されており、今日の予選に備え、最終チェックに入っている。午後1時半から始まった予選は日本の予選と同様、混走、300、500の順で行われるが、混走は30分だが占有走行が各10分しかない。
スペアのミッションから部品取り。隣はニスモさんの"展示車"が保管されている。
混走を渡辺、高橋選手で走り、短い予選は若さで"一発"を期待し吉本選手に託す。
その吉本選手、NEWタイヤに履き変え、コースへ・・。2周目すぐに34″54!そして33″18!!とベスト更新。更にタイムUPを目指したが、痛恨のスピン。これで時間切れ。本人は32秒台の手応えは充分だっただけに悔やまれる・・・。が、このタイムで11位。これは後に地元参加が2台いるものの、日本から来ている11台の最下位である。ポールは43号車29″19で、10位は32″91で26号車バイパーだが、今シーズンずっと走っていなかったマシンである。9位は既に31秒台で、これで勝負あった。と言うか勝負にならない・・・事が決定したようなものである。
昨日同様ガレージに戻さず、アメリカ式"ホットピット"を楽しみメンテナンスを行い、4時半決勝200マイルレースを迎える。ダミーグリッドはコース上でなくピットロードで組む
87周のレースで、300は80周辺りでチェッカーだろう。スタートは渡辺選手。25周毎に2回の義務ピットインを予定。
このコースのコースオフィシャル。背中の「American Racing」はこちらのホイールブランド。
ここは耐火スーツ無しでピットロードに出られないので、信ちゃんもこのスタイル。
2周のローリングの後レースはスタート。「イヤ〜ずっとビリを走るなんてかっこ悪いなー」と渡辺選手がレース後語った様にただ淡々と11位を走行。8周目に26号車は抜き10位へ。続いてトップの43号車がトラブルでストップ。9位に上がった13周目に43号車の回収の為、SC(セーフティーカー)が出る。当然この間に義務ピットを済まそうと規定の"15周"で何台かのマシンがピットに入る。実はこのゴタゴタで順位が解らなくなってしまった。リーディングタワーにも表示が無い。モニターTVも無い。このモニターTVも当初日本の物が使えると聞いており、手持ちの物を使うつもりでレンタルを予約していなかった。が、日本の物は使えなかったのである。しかもレンタルは間に合わずモニター無しとなってしまった。
スタート進行に遅れた19号車が最後尾に回される。どうせ直ぐ先へ行ってしまうんだろうな・・。
2番手高橋選手は、薄暮レースに備え、現地調達したサングラスで出番を待つ。
うまくレンタルできたチームのモニターを街頭TVよろしく、見せてもらいながら順位を確認する。
途中25周目に渡辺選手から高橋選手に・・。そして50周目に吉本選手へと、全く波乱も無くレースは進む。60周目に再びSCが出て6周程ペースを落とされるがこれも順位に影響は出ない。この時点で8位である事を確認し、そのまま78周でチェッカーを受け、これが翌日の24分×2回のスプリントレースのグリッドになるはずだった・・・が・・。
All-Star 200 GT300クラス 予選11位:決勝 8位
高橋選手からアンカー吉本選手に交代。この辺りで順位が判らなくなってきた。