Super GT 2005 Series 第2戦
FUJI GT500km RACE 4/4ページ

2005年 SUPER GT第2戦 GT300クラス
予選12位 : 決勝 13位 獲得ポイント 0点

photo2スティント目は高橋選手。500の入り乱れた中、後方視界の狭い中無難に走りきる。

photo終始好天に恵まれた今回のレース。大きな波乱は無かった(300クラスは・・)

photo最後は渡辺選手。路面の荒れた終盤にも関わらず43秒台でスパート!しかし・・・。

このGTは1〜10位にポイントが与えられ、シリーズ戦は毎戦のポイントの累計で競われる。累計で0ポイントは全て同じで、シーズンのリザルトは残らない。累計で0点と1点では天地の開きがあると言ってよい。2002年2003年と順当にポイント重ねる事ができたが、2004年は、この2シーズンと打って変り、無得点。今シーズン第2戦までも無得点である。

02年、03年は予選で10位以下のマシンが、決勝でポイント圏内の10位以内に入ってくるマシン、レースが多々あったが、04年辺りからそういったケースは1レース辺り2台以下である。1戦、6戦では1台!5戦は雨の為か?5台が予選10位以下からポイントGetしている。

今シーズンも第1戦では1台。(予選11位から決勝5位)そして距離の長い今回は3台(予選13・15・16位から決勝10位内へ)である。03年辺りまではレースに波乱も多く、堅実に走り切れば、好位置でフィニッシュできる事もあったが、このシーズン、新レギュレーションに合わせ、デビューした多くのマシン(Garaiya・フェラーリ・セリカ・Z等)の戦闘力不足があったのだろうが、04年は強さが加わり、ポイント圏内である10位を境にすると、レースに番狂わせは少なくなった。

特にこの新生富士はコース外のランオフエリアが、アスファルト舗装の為(最近の主流:鈴鹿の130R等)、コースアウトしても殆どが、コースに復帰でき、タイムロスも少ない。それに伴い、多重クラッシュ等無い限りセーフティーカーが出る事も滅多と無い。(04年・03年と、一度もSCは出なかったと思う。)  早い話が予選で10位以内でなくては、ポイント圏内に入る事は難しくなっているようだ。そんな中SL進出の12位、というのは“皮一枚”で望みがある位置とも言えるのだが・・・。

マシンにも慣れ、今回のレースでも両ドライバー、終盤になって好タイムを出してきている。次回灼熱のセパンでは“皮2〜3枚”にはしたいものだ。

雑用係の仕事。

先回に引き続きカラーリングの事で・・・。

今年のマシン、VEMAC RD320Rのカラーリングデザインはル・マンカー「ニッサンR90CK」のパクリと言って過言ではない。が、このデザインはチームオーナー高橋選手のプロデュースによる物。

特にこだわった(と思われる)のは、ボンネット先端のネイビーブルーと、ホワイトの塗り分けのゴールドライン。

photo

実際に塗装工場で、ラインを決めた訳ではなく、イラストに大体のラインを書いてブルーとホワイトに塗り分け、後からラインステッカーを貼る。ところが3月に鈴鹿テスト走行で、「何かもうチョッとここのラインは・・・」となり、次回までに少し変える。

そして開幕岡山、「ま~チョッとこうなんだわ。」(と指でなぞって・・)また次回富士のテストでまた変える。イチイチ塗装に出すのも勿体無いので、これらは全てカッティングシートで行う。

そして今回富士第2戦でようやく落ち着いたかな。


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