GT CHAMPIONSHIP 2003 Series Round 6
MOTEGI GT CHAMPION RACE 2/4ページ

13日(土) 予選:午前 晴れ 路面:ドライ

昨晩のミーティング(晩ご飯)で、「ちょっと試したい事がある。スプリングを少し柔らかめに変えてみたい。」と言う高橋選手の意見で朝一からスプリング交換。本来はテスト走行時に試してみる内容だが・・。しかしこのままでは、平凡なタイムに沈んでしまう。幸い今朝はやや曇りで、気温も昨日より2〜3度低い30度。路面も35度とこれまた6〜7度低い。一か八かの賭けに出た。

photo朝一はスプリングの交換から。

photo一か八か?試してみるには時間不足かも・・。

photo突然現れたオレンジ集団。これはコースオフィシャルで、各マシンのエマージェンシー用アイテム(牽引フックや消火器スイッチ等)を確認する。

photo最初の300占有走行は高橋選手からアタック。

photoスプリング交換は完全に不発。思うようにタイムを詰められない。
Photo by Y.Suzuki

最初300占有時間のアタックは高橋選手。2周流しアタック。00″071、そして58″713をベストにこれ以上タイムが出ない。数周後「リヤがグニャグニャだ〜。」と高橋選手。これ以上は無理と判断した高橋選手ピットイン。渡辺選手に交代。500との混走になった1周目、赤旗、ピットに戻るなり、「スーツの中に虫がいるみたいでさされたみたい。」どうも外で乾している間に入り込んだようだ。確かに数箇所さされた跡があり、赤旗中断中に応急修理じゃない、治療を行う。と同時に「やっぱリヤスプリング元に戻せないかな〜」との訴え。1周でフィーリングの悪さに気づいたようだ。「できますが、走行時間が少なくなりますが〜・・。」と八田メカ。とりあえずこのままいって、午後再アタックをする事にしたが、午前は完全に"ハズレ"である

photo渡辺選手、虫に刺される。赤旗中断中に応急修理。

photo渡辺選手は500との混走。午後にかける。
Photo by Y.Suzuki

photoデータロガーで走りを復習する高橋選手。

photo特にマシンに問題も発生しない事からか?メカにも余裕が・・。やけに時間が長く感じる。

13日(土) 予選:午後 晴れ 路面:ドライ

午後までにリヤスプリングを硬めに戻し、今度は混走の時間帯を高橋選手が走る。ところが日差しも強くなり、それに伴い気温も、路面温度も上昇!午前より条件は悪くなった。6周で渡辺選手に交代、セットを変えたサスの感触を確かめ、300占有直前にピットイン、NEWタイヤに交換しアタックに備える渡辺選手。

500が続々とピットイン、6300占有時間となりコースイン。いつもの様に2周流したところで、直ぐ前を行く「シグマテックセリカ」に追走。しかし59″049、59″454と不発。1周のクールダウン。

今度は「シグマテックセリカ」と「Z」にピタリ張り付いて帰って来た。再アタック!しかしこれも59″044。彼等は本格アタックが終わっていたのか・・?「タイム出ませんね〜〜」とギブアップ無線。そのままピットイン。多くのマシンが、午前のタイムを上回れず、我々も午前の58″713が予選ベストタイムとなり、昨年のタイムはおろか、前日のフリー走行タイム57″913すら上回れない、情け無い19位と沈んでしまった・・・。

photo午後は気温も上がり、よりタイムUPが困難になった。
Photo by Y.Suzuki

photo早いマシンを利用してのアタックも、実を結ばない。
Photo by Y.Suzuki

photo結局前日のフリー走行タイムも、午前のタイムも上回れず、19位に沈んだ。
Photo by Y.Suzuki

photoメンテナンスの為、エンジン、ミッションを冷やすブロア。シーズン途中から登場したが使い易い。

photoミッション点検、異常無し。最近は好調。

photo夕方でもまだまだ蒸し暑い。

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