Pokka 1000km RACE 2/5ページ
23日(土) 予選:午前 晴れ 路面:ドライ
1000kmもの長丁場のレースでスタートグリッドはさほど大きな意味を持たないが、ここでひとつでも上を狙わないのでは、レースを戦う資格は無い。また応援してくれるファンに申し訳が無い。今日の予選、午前、午後共30分づつ。渡辺選手によりアタックを開始、3周目に早くも10"049!しかしその後10"617、10"797と10秒台が続くものの伸びない。6周目ピットイン。これ以上無理はせず高橋選手に交代。4周目に12"090をマーク、12秒台を連発し8周を終了し予選終了。直前にF4の予選をこなし、午後決勝を控えた冨本選手は、リズムを崩さないよう走行はしない。
2'10"049と、昨年より2秒以上更新。Photo by Y.Suzuki
鈴鹿独特の立体交差下を抜ける渡辺選手。Photo by Y.Suzuki
大きな落下物?が衝突。特殊ネットでなければ、ラジエターがやられていただろう。
予選:午後 晴れ 路面:ドライ
午後、 本人にとっては"メイン"とも言えるF4を6位で終えた冨本選手の走行から始める。途中レースモードでのドライバー交代練習も行う。普段"オープンカー?"と言えるF4の冨本選手にとっては、このドライバー交代に早く慣れる事が必要だ。昨年組んだ、F4の菅選手(今回「覆面レーサー?」をドライブ)も、同様に交代練習を行っていた事が思い出される。特に今年はシートが変わり、より一層乗り降りが大変だ。
午後予選に向け、車載ビデオを使った"舘"塾受講中の高橋選手。
その冨本選手、尻上がりにタイムを上げ、昨日の14秒台から4周目には一気に12秒台へ、5周目12"316と、高橋選手に迫るタイムをマークしピットイン、素早く高橋選手に交代。予選残りを走る事に・・。交代直前、冨本選手のタイムを知ってか?知らずか?一気にペースを上げる高橋選手。4周目に11"632とGTドライバーの貫禄を見せる。
このタイムが第2セッションのベストタイムとなった。しかしGT300クラスは「フェラーリF360」が7"678と「シグマテックセリカ」が7"814をマーク!この時期としてはコースレコードに迫る驚異的タイムで300クラス1・2グリッド。間に9"073の「クスコインプレッサ」が入り、我々が4位(総合11位)となった。これは厳しいレースになる。