モータースポーツ

2023年 スーパー耐久シリーズ 第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース Part.3

スーパー耐久
2023年10月01日

7月9日 決勝

迎えた決勝当日。路面は乾いているものの天候は薄曇り。このままレース終了まで持ってくれ!!

スタート前、恒例のグリッドウォークからの記念撮影。

緊張と楽しみが混在する瞬間でそれぞれの表情がおもしろい。それにしても空模様が。。。

スタートドライバーは竹内選手。ローリングスタートでレースが始まった。

スタートして早々に1分46秒663のベストラップをたたき出し、その後は1分47秒~1分48秒で順調に周回を重ねる。

力走する竹内選手。一人のドライバーの最大運転時間の60%いっぱいまで走行するプランでスタートしたため、竹内選手には100分程走行してもらう。言うのは簡単だが、実際はこの暑さ、エアコンなど無いマシン、相当キツいと思う。

ドライバーチェンジを待つ西面選手。一人集中力を高めていく。

スタートから46LAP、竹内選手のピットイン。ガスチャージとドライバーを西面選手に交代しそのままコースへと戻る。

コースインした西面選手は1分50秒ほどで順調に周回するも、4週目、恐れていた雨が落ち始めた。肩から腕にかけてに故障を持つ西面選手には難しい局面となってしまった。

61LAP目、西面選手がピットイン。ラップタイムも落ちてきて、ドライビングがかなり辛そうになってきた。ここで墨選手にドライバー交代を行う。

同時にガスチャージとタイヤ交換を行う。同じタイミングで天候も回復、墨選手の巻き返しに期待する。

まずはガスチャージでタンクを給油口に押し込む!そのタイミングで車体をジャッキアップ。ガスチャージの完了を待ってタイヤ交換の作業スタート!いつもの光景のはずが、突然のインパクト音。痛恨の作業ミスを犯してしまった。

ルール上、ガスチャージとタイヤ交換等の作業は同時進行がNGとなっているが、ガスチャージ中にタイヤを外す作業を開始してしまったのだ。メカニックをサービスマン持ち回りで参戦している我々にとっての弱点が露呈してしまった。。

他にもジャッキアップする際、エンジンストップしてからジャッキアップなのだが、エンジンが止まる前にジャッキアップをしてしまうミスも犯していた。

ひとまずは作業完了と同時に墨選手がピットアウトする。

ピットアウトした墨選手、1分47秒~48秒のペースで周回。遅れを挽回する走り。

墨選手の走行中、オフィシャルから正式にピット作業違反が認定されドライブスルーペナルティとなってしまった。

レースは墨選手が最後まで走り切り、クラス12位でフィニッシュ。後味の悪い結果となった。

次戦は九州はオートポリス。今回の反省を生かし、1つでも上のポジションを狙って頑張ります。