モータースポーツ

ENEOS スーパー耐久シリーズ2025Empowered by BRIDGESTONE 第6戦 スーパー耐久レースin岡山

スーパー耐久
2025年11月01日

2025年 ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE

第6戦  スーパー耐久レース in 岡山(3.703Km)

チーム名:  HondaCarsTokai

マシン名:  DURANCE J-net Cars Tokai FIT

Aドライバー:竹内 敏記(津島神尾店

Bドライバー:墨 真幸 (一宮濃尾大橋店

Cドライバー:西畑 正樹(社外)

基本メンバーは社内ドライバー2名と社内店舗サービススタッフでの構成は変わりなく今年からST5クラスはFFとFRのクラスが分れる形になりFFが7台・FRが8台と昨年のエントリー台数とは大きく変更は無くレースが開催される

 

【10月23日 木曜】 設営と走行60分×1本

朝一に名古屋市を出発し一路岡山へ移動。前戦が7月末と正味3ヵ月の準備期間をへてレースの最終戦となる。

走行はマシンの確認作業を含め1時間の走行予定でしたが、サーキット到着、設営と進めるが、マシンのミッションに違和感があり急遽ミッション交換となった。

過去に岡山とは相性が良くないけど、走行前に早速洗礼を受けるとは・・・不安しかない。

特別スポーツ走行 1本目  走行せず

特別スポーツ走行 2本目 14:25~13:25

 1.54.167

とタイムも伸びず。クラストップは1.50.954秒までいっている模様。。

ざっと見ても2.5秒は遅れている感じ出る。

メカ同士で都度打ち合わせし、作業内容の共有お諮る

【10月24日 金曜】 9:30~10:50 天候晴れ

本日から3人が揃い走行開始だが3か月振りのS耐占有走行で多少の緊張感と走れる事に感謝しつつ順番にコースイン

占有走行 1本目

竹内選手 1.52.115

墨選手  1.53.669

西畑選手 1.53.097

かなり必死に走り、タイヤもNEWを下したもののタイムは想定より伸びない。

PITの出入りを繰り返しSET変更する

クラスTOPは.1.51.080とタイム差は大きくは無いが、中古タイヤでのタイムとの事でNEWタイヤを使うと1秒UPは見込めるので2秒差は変わらない。

途中冷却水漏れが発生し急遽修理する事となる

取り外したウォーターポンプ
限られた少ない時間で作業完了し確認作業中

占有走行 2本目 14:05~15:25

竹内選手  1.53.352

墨選手   1.52.735

西畑選手  1.52.473

この画像でどのコーナーか分かるように各所サーキットに目が慣れたw

午前中に使った新品タイヤの摩耗も図る意味合いで継続してみたが当然タイムは伸びないが、マシンのフィーリングは悪くない。

他チームは新品タイヤ投入で1.50.386と予選では49秒台に入ると思われる。

非常にまずい状況には変わりない。

【10月25日 土曜日】予選日 天候/晴れ 9:40~10:10

朝一のFCY訓練という緊急時のレース進行の練習を含めた走行なので貴重な走行時間でマシンの確認を行う。

竹内選手 1.52.865

墨選手  1.55.034

クラス4位で予選を迎える。フィーリングは良くなったので予選のSETはこのままキープで。

【予選】

Aドライバー 13.40~

竹内選手 1.51.398(クラス4位)

予選に出る竹内選手はレーシングスーツが少しきつめ・・・。

Bドライバー 14.35~

墨選手 1.53.496(クラス7位)

コースオープンを待つ墨選手

Cドライバー 15.35~

西畑選手 1.51.986(クラス2位)

予選前の西畑選手

S耐はA&Bドライバー合算タイムなので、5位がスタート位置となるがここは最近の定位置になりつつある。

竹内選手に至っては予選アタック1LAP目で何年振りかの大スピンを喫しタイヤにフラットスポットを作り2本をダメにしてしまった。要反省です

【決勝レース 3時間】 8:30~11:30

WET路面でのスタート

7位/7台

決勝の時間レース乗車順は

竹内選手→西畑選手→墨選手で3時間を走り切りるプランにした。

前日からの雨が残りスタートはWETタイヤを履いてのスタートとなる。その後1時間を経過するも順位は5位キープで走行する。 1時間を超えた辺りから各車PITに入りドライバー交代・タイヤ交換をするが、ここで各チームの作戦が分れ、4輪スリックタイヤ勢・フロントスリック、リアWETタイヤ勢とWET4本の3パターン。

当チームはフロントのみ2本をスリックタイヤに交換する作戦を選んだ。コース上にまだスリップする場所も多くリスクがある為の決断だったが結果は・・・・

フロントタイヤが温まり機能し始めるとリアタイヤのグリップが大幅に負け始め、テールスライド(ドリフト状態)が起きやすく、コントロールが難しくなる。

結果ターン9にて制御不能になり単独クラッシュする。

バンパーとその内側の損傷の具合を判断し懸命に補修する

しかし、自力でPIT迄戻ったマシンはメカニックの懸命な復旧作業によって再度コースに戻れることになった。この時点で順位争いはなく完走目的のレースになってしまった。

ガムテープよって修復されたFIT・・。
とりあえず走れると言っても時速150Km以上での走行に耐えうる応急処置とは?!

レース結果は悔しい所もありますが、メカニック達のリタイヤさせない気持ちと、コースに戻す事への拘り、無事に走れるか分からない不安の中でハンドルを握るドライバーとの信頼関係と、この5年間で積み上げた経験値を充分に発揮できたレースになったと思いますし、関わる全ての人の成長を見る事が出来たレースでした。

本日の走行結果 周回数

竹内選手 33LAP(122.2Km)

墨選手 28LAP(103.7Km)

西畑選手 18LAP(66.7Km)

今年のレース活動は全て終了いたしました。

また来年も継続出来るよう準備して参りますので、応援よろしくお願い致します。

また上がりたいな~~!(注)富士24時間レースの思い出・・