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第3戦 富士 24時間レース

本社
2025年06月07日

5/28(水)ついにS耐の最大イベント、富士24時間が始まろうとしています。早朝、恒例の機材一式詰め込み作業を行い富士スピードウエイへと旅立ちました。

24時間なので物資は少し多めですが、手慣れた墨、大杉コンビがスイスイと詰め込んでいきます。

現地に10時ごろ到着し、ピット、ホスピタリーブースの設営を行い午後からの走行に備えます。

お昼からは走行確認をし、翌日の走行に備え車をメンテナンスして終了です。翌日からに備え早めにサーキットを後にします。

5/29(木)はこの日からドライバーも全員揃い24時間に向けてレースカーのセッティングが始まります。

まだまだ余裕の監督の加藤、隣の山口エンジニアと一緒に24時間を乗り切る策を練ります。

お馴染みになりましたCドライバー西畑さん(左)とBドライバーの墨です。

S耐で唯一の夜間走行のある24時間、車もフォグライトを装着しストップボードもネオン付きの夜仕様です。

24時間は#67号車 TEAM YAMATO さんと一緒のピットです。

このレースウイークは天気はよくない予報が出ており、この後も雨が降る予報なのでしっかりと雨対策を施します。

走行が終わる度に燃料を抜きます。燃費計算を行う為の大事な作業です。

そして、こちらもタイヤ交換をした後に溶けたタイヤカス、走行中に付いてしまったタイヤカスを取り除き次の走行に備えます。

市販タイヤではこのようにはなりません。レース専用のスリックタイヤは路面との摩擦でタイヤ温度が上がり、タイヤ表面のゴムが溶け路面に食いつくことによりコーナーで踏ん張りがききコーナーリング速度が増します。タイヤ表面のゴムが溶け走行するので市販タイヤのように何万キロも走行することはできません。

なので、レース終盤にはコース上は千切れたタイヤカスだらけになります。サインガードでチェッカーを受けたレースカーが通過する度にここに散乱しているタイヤカスが巻き上げられるので、自分に目掛けて飛んでこないかとちょっと怖さを感じます。