モータースポーツ

 2009年SUPER GT開幕戦

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 3月21・22日 岡山国際サーキット
 残り2周、痛恨のコースアウトで6位。




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カラーリングが施された09Ver紫電
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最大の変更点、新型ウィングも見慣れたカラーリングに。
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土曜の練習走行、予選は好天に恵まれた。




 2デイレースとなった今シーズン、岡山開幕戦、初日土曜日の練習走行と予選、スーパーラップをドライコンディションで挑み、5番グリッドを得た高橋、加藤ペアの2号車紫電。
 明けて日曜決勝日は、未明からの雨で朝のフリー走行はウェット。
 各チームこの路面に対し、ウェット(深みぞ)、インターミディ(浅みぞ)、中にはスリックタイヤを試すマシンもある。
 それほど微妙なコンディションでもあり、尚且つ、同じ様なコンディションが予想される午後の決勝に向け、重要なセッションとなった。
 レインタイヤの加藤選手は2番手タイムを出し、レインセッティングも概ね方向性は定まったと言える。
 その後の、CIVICワンメイクレースにおいてもレインタイヤとスリックタイヤが混在したが、まだ圧倒的にレインタイヤ有利な展開となった。
 風は無いが、空を覆い続けた厚い曇から、雨は殆ど落ちる事は無く、微妙ながらドライコンディションに向かうと思われた。
 午後の決勝に向けて、エンジニアはドライタイヤでのウォームアップスタート、オプションとしてグリッド上にはインターミディ、ウェットタイヤを用意し、天候の変化にに対応するというシュミレーションを立てたが、正午を挟んだピットウォークが終わる頃になると雨が・・・しかも結構まとまった状態で落ちてきた。
 スタートに先立ち、言うまでも無いレイン宣言が出され、タイヤ選択はウェットか?インターミディか?と言う状況の中、グリッド上ではギリギリまでタイヤ装着遅らせ、ライバルの動向を見守るチームも多々見られた。



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決勝日、朝の駐車場。未明の雨は上がっていたが終わりではなかった。
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開幕セレモニー前にはまとまった雨が降ってきた。
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各チーム、タイヤチョイスはグリッド上でギリギリまで・・・。



 結局ウェットタイヤを選択し、スタートした加藤選手。
 1周のフォーメーションの後、レースはスタートとなったが、セーフティーカーの2周先導により実質のレースは、3周目からとなった。
 レース序盤の上位は、グリッド順と変わらず、11:フェラーリF430、19:IS350、43:Garaiya、7:RX7、そして2:紫電、81:フェラーリF430GTと続く。

 7周目に入りレースが動く。
 この6台中唯一タイヤメーカーの異なる43号車が抜け出し、7周目19号車をパスし2位へ。
 ところが9周目、周回遅れに接触しタイムロス、更にこの行為により、ドライブスルーペナルティが課せられ、大きく遅れこのレースでの勝負権を失った。・・・かに見えた。
 労せず4位に上がった加藤選手だったが、500が混ざってきた事もあるが、どうもタイムにバラつきが多く、尚且つペースが上がらない。
 何とか順位は保っているものの、19、11、7号車の上位3台が順位を入れ替えトップ争いを繰り広げる中に全く加わる事ができずジワジワと差をつけられていく。


 そんな状態でレース3分の1となる25周辺り、14秒後方にハイペースで追い上げている43号車がいる。
 48~50秒台の2号車加藤選手に対し、46~47秒の43号車、30周を終えストレートをテールtoノーズで抜けた1コーナーアウトからバッサリとやられ5位へと後退。
 上位順位は7、19、11、43、2、そしてNEWマシン、カローラアクシオの1台、74号車が続く。
 天候は、本格的に降るでもなく、止むでもない状態の中、路面コンディションにそれ程の変化は無く、後半も同じタイヤをチョイスする事となりそうだ。
 その後は上位陣のピットストップも始まり見かけの順位は上がっていく。


 40周を過ぎ時折46秒台と充分なタイムを刻む加藤選手、ガソリン消費に伴い車体が軽くなった事とも相まったとは言え、タイヤには問題ないようなので予定通り50周でのピットイン。
 上位全てがピット作業を終了し、見かけ上トップにたち50周目ピットイン。
 作業は順調。高橋選手に交代。
 43号車は先の接触時にバンパーを破損。
 その補修の為、ピットストップで若干ロスしており実質4位へ。
 うまくいけば、3位となった11号車の前に出せるかもしれない。
 ピットアウトする高橋選手。
 だが51周を終え、リセットされた順位は19、7、11号車に次ぐ4位。しかも3秒後方には既にタイヤの温まった43号車が44秒台で迫っている。
 まだ50秒台とペースの上がらない高橋選手は抜かれ、ピットイン前の加藤選手と実質同じ5位に収まった。
 6位も変わらず74号車が30秒後方。
 43号車と同じミシュランタイヤを装着する74号車の国本雄資選手はSUPER GT初レースの19歳。
 NEWマシンに加え、500のオーバーテイク、更に雨が加わり厳しい初レース。
 徐々にペースも上がっては来ているが、まだタイムにバラつきが多い。
 時折45秒台をマークしつつ46~48秒台で追う74号車に対し、時折49秒台に落ちるが47~48秒台の高橋選手。
 60周目には25秒差。65周には20秒差。
 このペースならレース終了となる76~77周辺りでは順位をキープできそうである。
 ところが、48、49秒を連発した70周までで一気に10秒差にまで詰め寄られてしまった。
 タイム差を無線で伝えられている、高橋選手47秒台にペースアップ。
 46秒台をキープする74号車に対するマージンの減少も若干鈍る。
 72周で8秒差。73周で6秒。74周で6.5秒。
 500のトップが残り3周。


 75周を終え5秒差。
 残り2周、何とか5位をキープできそうか・・・!
 とっ、そこへ衝撃的なライブ映像が!
 今日精彩を欠いた紫電は、あまり写る事がなく、久々に写し出されたのは、グラベルをゆっくり走る2号車紫電。
 どこだ?ダブルへアピン一つ目のアウト側。
 何とかコース復帰するが、74号車は既に前に・・・6位に落ちる。
 幸いマシンにもダメージは無く、7位に対しては1分近いマージンがあったので、このままの順位をキープしトップと同一周回(チームポイントに影響する)となる77周でチェッカー。
 今シーズン開幕戦を無難?に6位。5ポイント獲得。

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レースが始まってもスリック選択はない。ウェットか?インターミディか?
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交代直前の高橋選手には、加藤選手からコース状況、アドバイスが伝えられる。
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土壇場で惜しいドロップダウン。開幕戦、無難に6位チェッカー。


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開幕戦恒例の記念撮影。昨年の25台×2の50名に対し、21台×2の42名と減少。
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レースクイーン、顔ぶれもコスチュームも一新。
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ピットウォークで子供さんからプレゼントされた応援イラスト。今シーズンのチームお守りに“登録決定!”

DATE:2009/03/24