2008年ル・マン初参戦・フランス紀行(パレード・決勝)
ル・マン24時間
2008年06月15日
パレード・決勝
6月13日(金) ドライバーパレード
水、木曜日の予選が終わり、土曜日の決勝までの中1日の金曜日はOFF。
と言うわけにも行きません。
私たちメカニックは決勝レースの準備に大忙し。
フロアをこする為、硬めに振ったサスが影響したのか?亀裂の入ったエキゾーストを新品に交換したり、スペシャルのボルトをクラージュで製作したり、マシンは殆どモノコックだけの状態まで分解され、オーバーホール済みのNEWエンジンを始め、手持ちのNEWパーツを殆どつぎ込み、マシンをリフレッシュさせています。
タイヤ担当の私も、走行が無い今日はタイヤに関しては出番がありませんので、オーバーホールされたパーツ類の清掃等を手伝います。
あとは決勝レース。悔いの残らない様、徹底的なメンテナンスは深夜にまで及びました。
ドライバーはと言うと、これまたル・マン独特のイベントとも言うべきドライバーズパレードに出ています。
各マシンのドライバー3名が、これまたよく集まった感心してしまう“お宝”クラスのクラシックカーに乗ってル・マン市内をパレードするのです。
勿論、沿道はファンでぎっしり。
こんなモータースポーツイベントを街ぐるみで行えると言うのは、本当に日本との文化の違いを感じます。
本当は見に行きたかったのですが、メンテナンスの真っ最中の為行けませんでしたが・・・。
これを生で見た事のあるメカはいないのではないかな?
パレードの様子はカメラマン益田さんの写真でお楽しみください。
これは演出?ファン? |
エンジンに興味あり?この車は1920年代のシトロエン 5HP C3かな? |
アウディ2号車のカペッロ選手と談笑する加藤選手。加藤選手は6度目のル・マン。 |
パレードに出発。 |
マシン、ドライバー名のボードも用意されている。 |
沿道の観客もすごい。 |
この雰囲気に慣れた寺田、加藤両ドライバーに挟まれた高橋選手。チョッと気恥ずかしさが漂う。 |
優勝ドライバーの手形が埋め込まれている。2004年、「ARA」は「荒 聖治」選手。加藤選手と写真に写っていた「カペッロ」選手の名も読める。 |
これはフランス人ドライバーで4回ル・マンで優勝しているペスカロロ選手のモニュメント。現在は最強のプライベートチームオーナーとして参戦。 |
おまけ:パレードの終わった後。諺でいう「あとの祭り」とは、けっしてこういう意味では無い。
6月14日(土)決勝レース
決勝前の集合写真。 |
何故か?ポールポジション(真正面) |
ル・マン24時間レース公式WEBサイト
では24時間後に・・・・
担当:竹内