モータースポーツ

カーズ東海社内チームでスーパー耐久参戦

ニュース
2021年03月10日

国内4輪レースで、市販車を改造して行われるスーパー耐久(以下:S耐)。
車種のバラエティの豊富さ、また個人規模のプライベートの参加も見られ人気が高まっている。
昨年夏、そのS耐に社内チームとして2021年度から参戦しようと計画が持ち上がり、準備を進めてきました。
参加クラスは9クラスある中の最小排気量クラスのST-5クラスで車種はフィット(GK5)。
ドライバーは、S耐参加可能なライセンスを取得したカーズ東海社員が2名、グループ会社LCIの1名の3名。
しかしシリーズ戦は5時間や、24時間といった長時間のレースもあり3人で走りきれるものではないので、今後ライセンス取得する社員が加わる事になるまでは、社外、グループ外のドライバーの方々と共に戦って行く予定である。

メカも全て社員で構成・・・といきたいところだが、ノウハウを得る為に、プロのエンジニアを招聘。
アドバイスをいただきながらレースメカニックとしてのスキルアップを図っていく。

S耐は3月20・21日のモテギ5時間が開幕戦となり、それに先立ち、2月27日、富士スピードウェイで公式テストが行われ参加しました。
参戦マシンのフィットは2018年、までS耐に参戦していた車両で鈴鹿で走行会やスポーツ走行を行いながら、各部のチェック、今シーズンに向け各パーツの交換、メンテナンスを行いってきました。

速度リミッターの無いフィットのトップスピードはストレートで190km/h以上だが、それより90km/h近くの速度差のある大排気量マシンとの混走他のS耐車両との本格的な混走はこの合同テストが初めて・・・速度差にドライバーも戸惑いつつも徐々にタイムアップ。
同クラスにはマツダ・デミオやロードスターなど10台以上いる激戦クラス。
そうしたライバルとの 互角以上のレースができる様にマシン、ドライバー共早く仕上げていきたい。

少し車高が低い以外、パット見ノーマルの前型フィットRS(GK5)。改造範囲の狭いS耐規定に沿って、各部がレース専用の改造が施されています。

社内ドライバーは八事店店長、竹内と半田乙川店の田中の両名。(右:ドライバー田中 左:吉田エンジニア)

メカニックは各店から集まったメカ5名。