5月28日走行会終了
走行会活動記録
2009年05月31日
5月28日(木)ホンダカーズ東海、久々の走行会。
昨年もSPA西浦等で、K-oneとの共同併催はあったものの、鈴鹿サーキットは昨年2月から1年3ヶ月振り。
リニューアルされた鈴鹿サーキットでの開催を待ちわびていた方も、大勢お見えなりましたが、当日はあいにくの雨。
弊社の走行会は、雨が降らない事で(勝手に)有名?だったのですが、やはり根拠の無いジンクスに過ぎなかった様です。
サーキット走行の経験のある方でもウェットコースは走った事の無い方は見え、こうした条件も貴重な体験となるかと思います。
ところがサーキット走行初めてという方に、チョッと怖い初体験だったかもしれません。
一般道のコーナーでは、結構グリップすると思っているタイヤも、高速ではいとも簡単にスピンしてしまい、また速度が上がる事が、いかに危険が伴う事かが判ります。
そうした体験が、安全に体験できるのがサーキット走行です。
今回は36台と、2グループに分けるとやや寂しい台数でしたが、ご参加者にとってはゆとりを持った走行を楽しんでいただけたと思います。
鈴鹿サーキットも、ガラリと変わったパドック施設、再舗装されたコース等、コースレイアウトに変化は無いものの、全く新しいサーキットに感じられたのでは・・・・
特に砂砂利からアスファルト舗装に変更された1、2コーナーのセーフティーエリアは、コーナーの進入速度を上げすぎて、“やむ無く”利用された方(助かった方)も結構見えたようです。
2周の慣熟走行の後、約25分ずつのフリー走行を2回。延べ60分の走行会はスピン、コースアウトはありましたが、クラッシュも、お車のトラブルも無く無事終了。
スタッフ一同の願い、「皆様全員、無事自走でお帰りいただく事」はできたようでした。
受付の頃には、まだそれ程雨は降っていなかった。 |
新しいピット。幅は以前と大差ないが、長くなって数が増えた。 |
新しい(って施設は何もかも・・)ブリーフィングルームで注意事項の説明。 |
先日GTレースを引退・・ではなくあくまで“休止”した高橋選手。今日は同乗走行ドライバー。 |
今日は飾りが無いが、ポディーム、表彰台で集合写真。なかなか入れない場所。 |
慣熟走行が始まる頃はシットリ状態だった路面。 |
Aグループ慣熟走行中、Bグループの待機中に雨脚が少しづつ強くなる。 |
雨がやや強くなったが、慣熟走行の速度60km位では普通の雨天と変わらないが・・・ |
フリー走行になったら、この通り。 |
水煙で視界も悪くなる。 |
A・Bグループ交互に約25分のフリー走行を2回づつ。 |
多少のスピン、コースアウトはあったものの、皆様安全走行に努められました。 |
この日はグループ会社のLCI が販売するロータスエキシージを用意。 |
高橋選手による、同乗ドライブを行いました。 |
雨の中の、同乗体験は皆様感激?!恐怖?! |
この日のサプライズは、新しくなったサーキット施設の見学。ここはコース100%カバーする多くのモニターTVを備えた、コントロールルーム。 |
ここはプレスが使用するメディアルーム。F1等レース結果もここから発信される。 |
その他、一般の観客は入れない各施設を見学。 |
いまや多くの車に普及したABSも、当初のモデルは機構上、作動した時にブレーキペダルに振動が伝わりました。
これを初めて体験した方は、ビックリしてペダルを離してしまう方も見えました。
でも、これではABSも意味がありません。
この振動が有っても、踏み続けなくてはいけません。
ですから、安全運転教室等でも広く安全な滑りやすい路面で、ABSの作動体験をさせ、心に余裕のある時に、そうした緊急時の体験をしてもらっています。
先の見えない山道で、コーナーが予想以上にきつかった事、下りコーナーにスピードが上がりすぎていた事、雨や雪等滑り易い路面で車がコントロールをできなくなった事、一般道で、知らない道で、突然体験する思わぬ車の動きにビックリした経験はおありかと思います。
まだそうした経験をお持ちでない方は、そんな時に、体やハンドルに伝わる感覚を、是非一度、安全に体験できるサーキット走行をお勧めいたします。
次回は8月5日(水)午前、ここ鈴鹿、南コースでの開催を予定しています。
ミニサーキットとは言え、真夏の南コースは本当にハードで、楽しめます!
是非ご予定ください。