2022年スーパー耐久参戦記・第3戦SUGO 3時間
スーパー耐久
2022年09月22日
ENEOS スーパー耐久シリーズ2022
第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース 宮城県スポーツランドSUGO
早朝とはいえ真夏の積込みは暑い・・・・AM7:00出発10時間で仙台へ・・。
パネルバンをドライブする竹内選手。北陸道から富山を抜け仙台へ・・関西方面からも日本海側を行くチームもある。工事や事故で車線規制が入っても殆ど渋滞することがないルート。 長距離遠征時は道中楽しむことも大事。
7月7日(木)設営 スポーツ走行
昨日朝、愛知を出発・・・約11時間の長旅で宮城県SUGOスポーツランドに到着、荷降ろし。
本日は午前設営作業、午後からスポーツ走行。
コースコンデションは、う~ん・・・一応濡れてる感あり、ウェットタイヤで出たもののすぐにドライタイヤに交換。
2回目の走行は終始ウェット。
3回目はドライとコースコンデションは変化。
マシンもトラブルなく、4人のドライバーの慣熟といった感じで終了。
台風は去ったが、このレースウィークはずっと雨予報・・・。
SUGOは昨年から今年にかけて、ピットBOXやパドックがリフォームされ広く使い易くなった。
小柄なフィットには十分な広さ。
この日のスポーツ走行はウェット、ドライ混在。
7月8日(金) フリー走行
朝から降ったり止んだりの天気。
昨日からお日様は見れていない。
1回目のフリー走行はウェットタイヤ、竹内選手からスタート。
途中赤旗を中断を挟んで少しずつドライに移行するコンデションで10周・・1′53″031がベスト
田中選手に交代しタイヤはドライに交換。
日差しも出てきた。
8周を終えた田中選手のベストは44.623のクラス6番手。
西面選手5周で45.729
そしてここSUGO初走行の墨選手は47.628と
クラストップは40.698
まだまだ差は大きい。
午後は路面は完全ドライ。
空も午前の曇から一転、完全に晴れとなった・・・・が、予報は明日、明後日とも未だ雨予報。
そんな中、竹内選手は43.362・・更に42.744とベスト更新した翌周で馬の背でコースアウト・・・。
20周で田中選手に交代し43.387がベスト。
クラストップの40.240とはかなりつまった。
走り出しは雨は上がったが路面はこんな感じ。
とりあえず全ドライバーウェットコンデションを走る。
徐々に日差しも出てくる・・・となると蒸し暑い。
ホスピテント内はレトルトやらカップ麺などの食料、ドリンクが並ぶ。揃って食事とはいかない場合もあるので随時食べる。
この日差しになると暑いな~・・。
お隣はST4のインテグラ・・・20年以上前のマシンながら戦闘力は高い。
7月9日 予選
12:30、Aドライバー竹内選手予選スタート。
いつ雨が落ちてきてもおかしくない空模様。
ドライ予選はこのセッションだけかも・・・。
41.679と自己ベストをマークするが、クラストップは39.469と更に前へ・・・。
11番手と不発。
Aドライバー予選中に雨が落ちてきてWET宣言が出されたものの、Bドライバー田中選手のコースイン時はドライタイヤ有利と判断し13:30スタート。
しかし竹内選手と同様、自己ベスト更新の42.513をマークするも11番手に沈む
Bドライバー予選時はウェットに見舞われたが、途中から雨も止み路面コンデションも回復。
Cドライバー西面選手はエンジニアの推しでドライタイヤでコースイン。
まだウェット部分も残るコース上、グリップの良いラインを探しつつ、徐々にタイムアップ、48.371で12台中9番手タイム。
クラストップは43.266・・・基準タイムはクリアできているであろう。
台数(全部で16台ST5クラスは7台。)はかなり減るとは言え、全クラス混走となるDドライバー予選に臨む墨選手。
再び雨の完全ウェットコンデションとなり、今回初SUGOとなる墨選手には厳しい予選。
しかし周回をこなすにつれタイムアップ。
5番手タイム、57.710はまだまだ練習が必要なタイム。
今回から投入したNEWホイール。S耐必須のカラー(青い樹脂)が打込める様になった。
ウェット、ドライ混在で忙しいのはタイヤマン永田(安城住吉店サービス)。
余裕の竹内選手(津島神尾店、店長)だがNEWタイヤが活かせない男(笑)の異名を持つ。
現在No2ドライバーの田中選手(半田乙川店サービスMG)
まだ初めてのサーキットがあるが、マシンには慣れてきた墨選手(一宮濃尾大橋店サービス)
7月10日 決勝
雨予報も完全に無くなった決勝日。
このSUGOと第6戦岡山は3時間レースの為、日曜決勝日に午前我々ST-5クラスを含めたST-3・4とST-Qの一部のグループ2と以外のグループ1が午前と午後に分かれてレースを行う。
グループ2は午前の為スタートは8:45と早い。
フィット4台が並んだ10番グリッドからのスタートドライバーは竹内選手。
3時間と短い為・・・ピットイン回数は少なく・・2ピット、3スティントにしたい。
ドライバーもここまでのタイムからA竹内選手、B田中選手の2人だけで上位狙う事とした。
まもなく3時間レーススタート。
決勝日朝、2人のドライバーをくじ引きで決めることにした・・・もちろんジョークである。
4台のフィットがグリッド7~10番で固まることになった・・・もちろん偶然。
2周目早くもフィットの1台67号車がエンジンブローでストップしFCY。
竹内選手ハイポイントで縁石乗ったら左リヤリム落ちしたみたい。
3周目SCに変わった時点でピットイン・・リヤタイヤ交換・・SC中に復帰し最下位14番手は・・・同一周回。
まだレースは序盤追い上げに期待。
SC解除後ペースを上げ、10周目には11位にまでポジションアップ・・20周目10位。
9位とは16秒差・・トップからは34秒差・・・まだまだ!!
スタートから1時間、32周を終えポジション7だが、25周過ぎ辺りから各車のルーティンピットも始まり、順位変動が出てきている為。
まだノーピットの1位とは約1分差・・・じわじわ離されている。
まだメカの仕事は無い。
43周を終え、竹内選手から田中選手に交代。
ボトル1本20リッター給油と前タイヤ交換・・コースに送り出し11位。
まだ上位はノーピット車もあり、正確な順位はまだこれから・・・。
スタートから2時間5分、70周でピットイン。
ドライバーは田中選手のまま給油のみで再スタートし暫定10位で送りだす。
最後のピットは給油のみ。タイヤマンは目視でタイヤを点検。給油中は触ることはできない。
レースも残り30分・・83周目、最後のピットイン・・になるはず・・。
ペースの上がらない田中選手から竹内選手に交代。
今回はドライバー2人でのレース予定。
ポイント圏内の10位で復帰。
果敢に攻める竹内選手だったが・・・。
更にシングルポジションを狙うべく竹内選手はピットアウト後3周目にこのレースベスト42″919マークし翌周もセクター1めでベストのハイペースで追うがセクター2のS字の右コーナーでコースアウト(手前で縁石にのった際にコントロールをうしなったらしい)左側面をスポンジバリアにヒットさせてしまった。
幸い自力脱出しコースに復帰はできたものの1分弱の時間と、左ドアミラーを失ってしまったが、順位も12位に後退。
その後追い上げるが11位でチェッカー。
トップからは3周遅れの98周・・・今回もピットワークはほぼノーミスながらこれだけの差がついた。
同じフィットで100周を走りクラス4位の4号車のラップタイムは42~43秒台
我々222号車は43~44秒台・・・単純計算約90秒、コースアウトで失った約50秒で約1.5周分。
まだまだ力不足と言わざるえない状況であるが、詰められない差ではない。
昨年の参戦以来、外観的に最もダメージが大きい。