2023年 スーパー耐久シリーズ 第6戦 岡山 予選
スーパー耐久
2023年11月15日
10月20日 専有走行
2023年シーズンも残すところあと2戦。今回は岡山国際サーキット。
金曜日の今日はSTLの専有走行。マシンの調子と予選に向けてのセットアップをすすめていく。
まずはCドライバーの西畑選手がコースイン。数々のレースに参戦してきたベテランドライバー。
マシンの様子を見ながらの走行、徐々にペースを上げていき9週目に一度ピットイン。マシンチェックの後14周目でベストタイムを計測した。マシンの調子は良さそうだ。
その後17周目でピットイン。ドライバー交代となる。
西畑選手 Best 1,57,392
続いてBドライバーの墨選手がコースへ。
交代後3周目で本日ベストのタイムを計測。しかしST5クラスのトップタイムから3秒落ちのタイムだ。
まだまだ改善の余地ありの結果となった。
1回目の専有走行は30周の走行で終了。2回目に向けての作業に入る。
墨選手 Best 1,56,773
専有走行2回目
専有走行2回目はAドライバーの竹内選手からコースに入る。
あいにくのウエットコンディションの中周回を重ねる。ライバルチームの半分が走行しない状況での走行となりクリアラップが取りやすい。
3周目にベストラップを計測、8周走行しピットインする。
竹内選手 Best 2,06,971
続いて西畑選手がコースイン。雨脚が強くなってきた。
非常に難しいコンディションの中、9周を走りピットに戻る。
西畑選手 Best 2,09,383
雨の方も降ったりやんだりの中、墨選手がコースインする。
ここ岡山は、墨選手のS耐デビューのサーキットで、あまり良い思い出の無いサーキットとの事。
その分今回にかける意気込みは相当の物であった。
その思いのまま力走する墨選手。今の段階で3人のドライバーの中で一番乗れている印象をもった。
墨選手 Best 2,07,271
10月21日 公式予選
迎えた公式予選。まずはピット作業練習からスタート。
メカニックに関しては、ホンダカーズ東海・岐阜中央のサービススタッフから選抜されたスタッフがレースごとに代わるため、ピット作業練習は欠かせないメニューとなっている。
予選前に届いた素敵なプレゼント。奥から[鈴鹿仕様][富士24時間仕様][SUGO仕様][オートポリス仕様]
本当にありがとうございました。
この日からホンダテクニカルカレッジ関西の学生さんがメカニックサポートとして参加頂きました。
毎回レースに参加する学生さんのレベルの高さに関心します。
そしていよいよ公式予選がスタート。マシンの調子は良いだけに、予選結果への期待も膨らむ。
まずはAドライバーの竹内選手がコースへ。
スタート直前に雨が降り出し、ウエットコンディションで13時35分スタート。
路面状況を鑑み、ラスト5分でのアタックを選択する。
2周目2.05.758で5番手。ウェットの路面で全体的なタイムが落ちている中で、良い調子だ。
3周目、更なるポジションアップを目指した周回、セクター1のタイム表示が出ない・・
2コーナーでエンジンストール。コース上でマシンがストップしてしまった。そのまま赤旗掲示で予選終了。
その後赤旗の原因をつくったことによる裁定でベストラップを抹消された。
竹内選手 予選ベストタイム 2,06,758
続いてCドライバーの西畑選手の予選スタート。雨は上がりドライコンディションでの予選スタートとなった。
西畑選手はさすがベテランの安定した走りでタイムを削っていく。しかし予選の順位決定はAドライバーとBドライバーの合計タイムとなるため、Cドライバーの西畑選手はあくまで参考タイムとなってしまうのが惜しい。
西畑選手 予選ベストタイム 1,54,539
最後はBドライバーの墨選手がコースイン・・・であったが、コース上の混雑を避けるため5分待ってスタートする。
2周目に1,55,582、3周目に1,55,321と毎週セクターベストを更新する走り。気合十分だ。
5周目に1,55,036、セクター2で48,815とクラス3番手のタイムをたたき出した。
墨選手 予選ベストタイム 1,55,036
しかしAドライバーのタイムが抹消されたため、決勝は最下位でのスタートとなった。
予選終了後は翌日の決勝に向けてマシン整備に入る。ここからがメカニックの出番。頑張れ!!