モータースポーツ

ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 SUZUKA 5時間レース

スーパー耐久
2025年05月01日

ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE

第2戦 SUZUKA 5時間レース

チーム名:  HondaCarsTokai

マシン名:  DURANCE J-net Cars Tokai FIT

Aドライバー:竹内 敏記(津島神尾店

Bドライバー:墨 真幸 (一宮濃尾大橋店

Cドライバー:西畑 正樹選手(社外)

Dドライバー:伊藤 裕士選手(社外)

基本メンバーは社内ドライバー2名と社内店舗サービススタッフでの構成は変わりなく、

今年から体制が一新しエンジニア・エンジンマネージメントは外部と協力しあい基本は社内メンバーで活動し運営するスタイルになります。

今年からST5クラスはFFとFRのクラスが分れる形になり鈴鹿戦ではFFが7台

昨年のエントリー台数とは大きく変更は無くレースが開催される

終日快晴のSUZUKAサーキット

 

 

【4月24日 木曜】

天候晴れ

走り慣れた鈴鹿ですが、その分周りの参加車両も走り込みをしっかりし、状況は変わりなく、全力で走るのみ。木曜は午前中にPIT設営し昼から1時間の走行を2本する。

マシンチェックとセッティングを中心に4人のドライバーはセット出しに為に走行準備する。

走行後のタイヤチェックをするメカ達

 

 

特別スポーツ走行 1本目 12:15~13:15

竹内選手 2.36.162

墨選手  未走行

西畑選手 2.37.191

伊藤選手 2.34.735

36秒台と37秒台の竹内選手と西畑選手に対して、軽々と34秒台を出す伊藤選手にはただただ関心するばかり。。

墨選手は次の走行まで待機し、勉強する事になった。

 

特別スポーツ走行  2本目 14:45~15:45

竹内選手 2.36.509

墨選手  未走行

西畑選手 2.35.802

伊藤選手 2.34.129

USEDタイヤでSET変更繰り返すもイマイチしっくり来ず、タイムも伸び悩む。

特別スポーツ走行5台走行中3位ではあるが、各車テストメニューが違う為なんも参考にならない。 ちなみにST5-FクラスTOPは2.33.586と見えなくはない所だが・・・

デグナーカーブ出口 通称デグ2

【4月25日 金曜】

天候晴れ

前日の走行からSET変更し本日の走行1時間1回と走行枠2時間1回合計3時間の走行枠で1時間枠は3人でシェアし走行する。2時間の走行枠は全車両混走なので、レースのシュミレーションに最適で、LAPタイムもイメージする感じになるが、フィーリングの悪いマシンのSET変更で時間を使う事は間違いないが、昨日走行していない墨選手の走行時間を確保する事も重要なので、早期にSETが決まる事を願う事とする。

占有走行 1本目11:15~12:15

竹内選手 2.36.906

墨選手  未走行

西畑選手 2.34.938

伊藤選手 未走行

竹内選手から走行開始し、USEDタイヤでフィーリング確認するも、動きが全くよくない。原因はフロントダンパーだと確信し、西畑選手に交代する際、フロントタイヤのみ良さげなUSEDに交換し走行するも、竹内選手と同意見で午後の走行前にSET変更内容を擦り合わせする事が出来た。

フロントバンプストローク(縮み川)確保とリアバネレート(硬さ)見直し

上記の2点を変更し昼からの全グループ混走の2時間を走る事にする。

デグナーカーブ

 

占有走行 2本目 15:00~17:00

竹内選手  2.35.362

墨選手   2.35.662

西畑選手  2.35.703

伊藤選手  2.33.911

クラス7位/7台中

今回のレースWEEKで初めてNEWタイヤを投入するもイマイチ伸びない。

唯一、伊藤選手が34秒を切るもまだ速さが足りない。このタイムで足並みを揃えても何もチャンスも無く次の走行までに何をするかドライバーとエンジニアで相談する。

折角なのでコースを歩きながら翌朝のフリー走行迄のプランを練る事とした。

東コースをアンバサダー含め7名で歩いて路面を確認

 

【4月26日】 予選日 フリー走行 10:10~11:10 全クラス混走

1時間の走行の中4名でシェアし、現状のSETの確認をし、伊藤選手にアタックをしてもらった結果・・・

伊藤選手 2.32.614

クラス3位/7台

やっとSETが決まったように思えるが、全員が乗れるのか?5時間レースのタイムはどうなのか?と予選までの時間ない中、相談し予選の方向性は決まった。

 

予選 天候/晴れ 14:00~

朝の走行から多少のSET変更し予選に挑む事となるが、いつもの課題で1周綺麗に纏める事さえできればそれなりのタイムなんだがそれが難しくていつも失敗する

Aドライバー 竹内選手 予選 14:00~14:20

2.33.058  3位/7台

なんとかタイムは出たが、ロスもあり悔やまれる。。。

Bドライバー 墨選手 予選 15:00~15:20

2.33.359 6位/7台

と自己ベストではあるが周りはもっと速かった。やっとそれなりに走れたのでレースに向けてポジティブに進められそうだ。

C&Dドライバー 予選 14:10~14:30

2.33.218 3位/7台

ベスト更新した西畑選手も手応えは薄くまだやり切れない表情だった。予選結果はA&Bドライバーの合算タイムにより決定しますが、今回のポジションは

5位/7台で後方には数台居ますがどのチームも速いのでしっかり攻め込みたい。

予選前の竹内選手を見守るメカ達・・

【決勝レース】11:00~16:00

スタート前のGRIDから見る1コーナー
ホンダ学園の学生(右)ドライバー(左)背の順で並ぶのが定番になりつつあるww
スタート前ルーフにヘルメットを置くのはルーティーン
AIで作るとこんな絵になるらしい(T様有難う御座います)

決勝の5時間レース乗車順は竹内選手がスタートしその後、西畑選手~墨選手~伊藤選手へつなぎゴールとなる。

タイヤ交換&燃料給油等のプランは決めているが、レースのアクシデントが充分に考えられるので、数パターンを用意し5時間レースを戦う事となる。

レーススタートはスムーズに行き5位キープするも、開始20分経過後、ST-Zクラスに接触されコース外に押し出されたが、幸いにもコースに戻れて、順位は落ちなかったが後続とのGAPが無くなった。

レース開始40分辺りから突如ABSが誤作動し、ブレーキを踏むと4輪ロックする症状がでて上手く攻めれない、ABS作動しない程度のブレーキをし誤魔化すように走行する事90分。何とかバトンを繋ぐ事が出来たが順位は5位。

その後もABS症状は改善する事も無くマージンを取った走行を全員で意識し何とかチェッカーを受けた。ゴールまで残り30分辺りで前方を走る公団ちゃんを追い抜き4位に上がったが、最後のPIT作業で違反があるとの裁定が下され、ドライブスルーペナルティを消化し順位が5位となった。

【決勝結果】

クラス 

公団ちゃんとの2ショット
ドライバー交代 竹内選手から西畑選手へ
スタート前のメカ達 まだリラックス
フォーメーションLAP

本日のレース周回数 個人別

竹内選手 27LAP(157Km)

墨選手  12LAP(70Km)

西畑選手 26LAP(151Km)

伊藤選手 37LAP(215Km)

でした。

助っ人選手に頼らず社員中心で走れる強さと速さを持てるよう努力し

次戦は5月31~6月1日の富士24時間レースです!スタッフ一丸となって戦います!

最低1人6時間・・・・ですねww