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スーパー耐久 第2戦 富士 SUPER TEC 24時間レース

本社
2024年06月30日

ST5クラスの給油は、給油ボトルを担ぎ車両後部にあるこの穴に差込ます。24時間レースでは約1時間30分毎にレースカーがピットインしてくるので、その度に2ボトル分、約40ℓのガソリンを投入します。

通常は耐久レースといえども長くても5時間レースなのでこんなにも給油することはありません。ボトル本体と燃料で26~7キロになるのを毎回担ぎ、この穴に差し込むのでかなりの重労働です。

24時間レースの間には様々な要因のトラブルが起こります。222号車はレース終盤にエンジン不調が・・・モニターに表示される222号車の最高速度が170キロ台にまで落ち込み・・・残りの時間と後方車両との周回数の差より安全策を取り部品交換することになりました。

見守る方は十分にあった後続車との周回数の差が詰まってくるにつれハラハラドキドキしていましたが、メカニックの迅速な作業により順位を落とすことなく無事にレースへと復帰することができました。

↑こちらは走行時にコースに落ちているタイヤカスを拾い(踏み)スリックタイヤにべったりとついてしまったタイヤカスを取り除いているところです。タイヤが冷えてしまうと剥がしにくくなるのでヒートガンで温めながら剥がしていきます。このタイヤカスが張りついたままだと、グリップ力の低下や走行時の振動でまともに走行ができなくなってしまいます。

↑こちらがその剥がしたタイヤカスの塊です。24時間レースともなるとレース終盤のコース上の両脇にちぎれたタイヤカスなどが散乱しているので極力ラインを外さずに走行をしなくてはなりません。

チェッカー後の満身創痍の222号車です。運転席前部以外はなかなかの怪我を負っています。

絆創膏(ガムテープ)を剥がすと・・・かなり痛々しく。。。なぜ絆創膏が貼られているかといいますと走行時の振動などで脱落する危険性があるからです。ダメージを受けたままでそのまま走行をしていると危険だ!と判断された場合『ピットインして修理をしなさい』というフラッグが提示されます。そのフラッグが出るとタイムロスにつながるので、その前に危険箇所を摘んでおいたほうがいいからです。

満身創痍となった222号車は工場に戻ると鈑金屋さんへと旅立って行きましたが先日、綺麗な姿になって戻ってきました。次戦は9/7のモビリティリゾートもてぎ戦です。24時間レースから約3か月後・・・と長期のお休みになります。(7/27~28のオートポリス戦はST5クラスはお休みです)

9月、綺麗に装った姿を披露しますのでそれまで See you~ (^^)/~~~。

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