2008年ル・マン初参戦・フランス紀行(予告編)
ル・マン24時間
2008年05月25日
2008年ル・マン24時間レース迫る。
そんなレースの直前情報(殆ど“不慣れな旅行記かも・・)をお送りいたします。
ル・マンNEWSはカーズ東海スタッフからの現地情報が届き次第随時UP中!!
6月14~15日に決勝レースが行われる、ル・マン24時間レース参戦に向け、4月上旬に、マシン、機材等をフランスに送ったとの情報以後、NEWSの途絶えたル・マン情報ですが、勿論途絶えた訳ではありません。
ネタが無かっただけです。(航空便用のパーツ類の準備や、現地手配の事で大忙しだったのですが・・・)
マシン、機材コンテナは、5月中旬、無事スペインの港に到着、陸路ル・マンのメンテナンスガレージに運ばれました。
メカニック先発隊(ムーンクラフトから2名・M-TECから1名)が現地ガレージにて、日本でのやり残しのメンテナンスを進める一方、後発部隊到着まで情報収集やら各種手配を行います。
マシンに関しては、日本で不十分だったミッションやら、シャーシーの再整備、各種灯火類の整備、(と言うよりル・マン用の準備)や、国内でしか走らせていないマシン(クラージュLC70)が、ル・マン24時間として出走可能か?どうか?これはレギュレーションブックを和訳した際の、解釈の食い違いが無いか?等を確認し、必要とあれば改修が必要なのである。
また、6月1日にル・マンレースのスケジュールとして、最初のテスト走行が行われるが、それまでに走らせられ場所の手配。ガレージからサーキットへ運ぶトレーラーの確保。不足パーツの確保、後発部隊用のレンタカー手配等、こまごました事では、3週間から1ヶ月近いホテル滞在の為の日用品の買出しや、果てはコインランドリーの使用方法等・・・日本で“下ごしらえ”がしてある事もあれば、現地で初めて体験する事等、マシンが走るまでに行う事は種々雑多。
約1ヶ月を掛け、ル・マンに届いたコンテナ。マシン、機材が入っている。これが届いた頃、日本から参戦の、他2チームは日本でテスト走行中。空便と船便の差・・・予算の差 |
これが事前メンテナンス行う為、ガレージを間借りするクラージュ・オレカ社。レースの行われるブガッティサーキットに近く、ル・マン24時間レースの市街地コースの内側にある。 |
これはサーキットへマシン機材を運ぶトレーラー。レースウィークに入ればサーキットのピットで整備が行う予定。 |
ここがブガッティサーキット、ピットレーンを臨む。 |
ここがサインエリア。やたらと広い。ここで24時間サインを出し続ける。・・・事ができれば良いけど・・。 |
ピットロードエンド。ここからコースへ・・・。何度、見送る事になるか・・。 |
これがピット。レース時間と、伝統の長さからすると、お世辞にも大きいとは言えない。見た目は日本の岡山国際くらい・・・。 |
こじんまりした中にも、トイレ、手洗い、消火設備、配電盤、等々機能は満載。レンガと言うか、ブロック作りはお国柄? |
こうしたコンセント形状も、重要な確認事項。各国に合わせた物が用意されているらしい。 |
これは、判らない?高電圧かな・・。 |
LAN(と思われる。)も充実している。 |
タイトル画像がこれ。何に注意するか?が一目瞭然。 |
そんな先発隊が待つ、フランスへは後発隊も今週から合流。
カーズ東海レースレポート担当の私は日本に残る為、現地からのレポートは、弊社からスタッフ参加する4名のサービスマンにお任せ。
レースそのものの内容は、各モータースポーツ誌にでもお任せ(勿論少しはUPしますが・・)するとして、「2008年ル・マン初参戦・フランス紀行」として、日常生活主体の“絵日記”をUPしていこうと思っております。
お楽しみに・・・。
(何度もフランス行かれた方、ル・マンレース通の方々はスルーしていただいた方が良いかも・・・。)
現地での足となるレンタカー。ルノーだが日本では売られていない。見たこと無い。9人乗りとか・・。 |
ホテルレストランのメニュー。フランスでは、フランス語が重要らしいが、殆ど英語もOK。全スタッフ中、フランス語が判るのは通訳スタッフの1人だけ。 |
ホテル周辺にあったフランス発祥の球技「ペタンク」のコート。盛んなのかな? |
おまけ:TGV(フランス版新幹線)の中のご注意。これも判りやすい。ユニバーサルデザインかな? |