Super GT 2006 Series 第3戦
SUPER GT FUJI GT500km RACE 4/4ページ

2006年 SUPER GT第3戦 GT300クラス
予選1位 : 決勝 4位
獲得ポイント チームポイント8点  累計13点 ランキング 9位
        ドライバーポイント8点+4点(予選1位)  累計18点 ランキング 7位

今回のレースで感じた事は、ほんとに「レースは何が起こるか判らない。」って事。ポールポジションスタート。高橋選手もここ富士では結構ノレていた。スタートから交代までトップを堅守する事は難しい(無理!と書くには失礼。って書いたも同然か・・。)が、110号車とのアクシデントが無ければ・・・・

そしてペナルティが無かったら・・。これについては全くのボーンヘッド。ルール上では確かに前述の通り。しかし同じ事を前のレースでもやったと思うが、その時は何も言われなかった。無論オフィシャルも神様では無いので、たまたま見落とされていたのかもしれない。ま〜ルールってのは、前は良かったから今回同じ事をしても(今ルールに照らして)違反は違反である。 前回、運が良かっただけの事である。この2点以外全く順調なレース。ドライバーもピット作業もミス無しである。マシン、紫電も全くもって良くがんばってくれた。

ただこうした「タラ」「レバ」はもし無かったらだが、「起こったから」という事もある。110号車がコースアウトしたから・・・。19号車のホイールが外れたから・・・また11号車がシフト系にトラブルが発生したから・・・等々、上位陣の「シタ」「レタ」レース(私が勝手に考えた)があったから、そして500kmの長丁場のおかげ等、色々な足し算引き算でこの4位であり、これがレースなのである。これらがいつどんな形で現れるかで、観客はレースというドラマを楽しむのである。

しかし今シーズン、なかなか平穏なレースは訪れない。

「Team BOMEX Dream28」 666号車NSX

このNSXにとってこの富士はゲンの良さ、悪さが混在したコースだと思う。フルシーズン参戦初年の2002年、第2戦として行われた富士500km(旧コース)でいきなりのセカンドポジション。しかしレースは2位走行中、予定のピットインで、スタータートラブルが発生。結局良い夢を見させてもらった程度で終わっている。

翌2003年も4番手と好ポジションからスタートしたが、ミッショントラブルでリタイヤしている。その年以後このNSXはここ富士を走っていない。2年半振りである。

と言っても今年3月末の合同テストは参加しておりそれなりにデーターはある。

しかしこの時、高崎 保浩選手がマークした1‘44″553がターゲットタイムだったが、今回、周防、山下選手は上回る事ができず、1′46″744。まだまだGTマシンでの走り込みが不足している両選手にとって、今回の500kmの長丁場は、以降のレースへの大きな糧となるであろう・・・。

ところが山下選手からスタートしたNSXは序盤周防選手に交代した直後エンジン不調に見舞われ、再度ピットイン。

30分近くをピット内で修理に費やし、辛くも完走扱い21位とはなったが83周をこなすに留まった。

photoまだNSXのポテンシャルを出し切れていないかな・・。

photo序盤のエンジン(電装系トラブル)不調により、長いピッとインを強いられる。

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