SUPER GT 2006SERIES 第5戦
SUPER GT SUGO GT300km RACE 1/4ページ

開催日
2006年7月22・23日
サーキット
宮城県 スポーツランドSUGO
マシン名
プリヴェチューリッヒ・アップル・紫電
ドライバー
高橋 一穂・加藤 寛規

7月21日(金)フリー走行
晴れ 午後にわか雨
路面 午前ドライ:午後ウェット

富士、セパンと2戦連続ポールto4位と徐々に調子の上がってきた紫電、そしてベルノ東海ドリーム28。しかもここSUGOでは5月の合同テストではTOPタイムと相性は良く、この時に(セパン前に)エンジニア(シンちゃん)のシュミレーションでも「セパンと、菅生は“行けます”。」と不敵な笑顔で予言をしていた。

結果セパンでは、ポールポジションをGet。レースでも4位と予言を的中・・・?と言うことは、“予選番長”“万年4位”が今の組み合わせでの“行けます”なのか?ポールポジションも一か八か?のタイヤと天候の賭けで、無理やり取ったに近いし・・・。

ここでまた予言的中となっても万年4位がより“強固”なものとなるだけか・・?

この時期となれば、いくら東北とは言え、酷暑となるはずだが、今日は朝から濃霧と雨で、気温も20度を切り、“過ごし易い”を通り越し長袖トレーナーが欲しいほどである。

photo朝9時ごろのピットロード。色々施設があるのでそれなりに先が見えるが・・。

photoコース上はこの通り。レーシングマシンはおろか自転車だって走れない。

photo曇り止め対策とデフロスターの確認。

photo夏真っ盛りというのにこの服装が必要。

photo高価な特殊白塗装のエキゾースト。放熱を抑えエンジンルーム内の温度上昇を防ぐ目的。

photoしかしこの気温ではあまり意味は無いかも・・・。

フリー走行1回目もその霧の為20分ほど遅れ、10時過ぎにスタート。しかし1周したところで再び濃霧がコースを覆い、赤旗中断。その後は約1時間、ひま〜な時間となる。その間マシンに対し何かできれば良いのだが、突然再開されるかも知れないので、マシンに何も手が出せないのである。

再開された後も10分ほどで今度は豪雨!結局走行時間は合計15分程度で終了。タイム的にもあまり意味も無く、セパン帰りのマシンがチャンと走る事を確認した程度に終わってしまった。

明日の予選でも雨が予想されており、今日のウェットコンディションはそれなりに有意義なのだが、雨も程度問題。濡れてりゃすべて同じでもない。

photo走行が始まっても時折中断。クルーも手持ち無沙汰に・・。

photoシーズン中盤の今回から参戦のインプレッサ。GT唯一の4ドアに加え、今回から4WDとなった。

photoそのインプレッサ、この路面で4WDを如何なく発揮。好タイムをマーク。しかしまだ信頼性が不足か?

photoストレートの短いSUGOでもこの水しぶき。

photo午前の走行では2番手タイムだったが、ここでの順位は何の目安にもならないだろう。

午後2回目の走行は、霧は晴れたとは言え、20度以下の気温と、ヘビーウェット路面に変わりは無い。このセッションでは、1回目を走行しなかった加藤選手も、高橋選手と走行。

これ程の雨では、タイヤメーカーによる差が出る。正直現在のヨコハマは他社に水を空けられており、明日の予選もコンディションによってはそれらの明暗が分かれる事は必至であろう。

本日のベストタイムは1′38″892。13番手。トップは35秒台。1から4番手のDLタイヤ勢に2番手で食い込んだヨコハマは77号車。新型車開発で今シーズン参戦が遅れていたスバルインプレッサだ。しかもこの路面には打ってつけの4WD(AWD)としてのデビュー戦だ。・・・しかし決勝レースでは、まだ仕上がり不足の為、完走には至らなかった。

明日の“ウェット(が予想される)予選”に向けたデーターは取れた。マシンも良い調子である。メカもたまには早く終わろうと、夕方6時には引き上げ。スタッフ全員で仙台市内に繰り出した。(晩飯を食べる為です・・・)

photo午後の走行でもヘビーレインに変わりは無いが、少し小雨になり、視界も良くなった。

photoそんな中の本格アタックではタイヤメーカーの特性?により明暗が分かれた。DL有利。

photoマシンも完調。6時には撤収。たまにはサッサと引き上げ全スタッフで食事。

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