Super GT 2006 Series 第5戦
SUPER GT SUGO GT300km RACE 4/4ページ

2006年 SUPER GT第6戦 GT300クラス
予選2位 : 決勝 3位
獲得ポイント チームポイント11点 累計32点 ランキング 3位
       ドライバーポイント11点+3点(予選2位)+2点(決勝ベストラップ2位)
                累計48点 ランキング 2位

いつかこんな日がくるかと思っていたが、こんなに長い時間がかかるとは思っていなかった。

01年の終盤第5戦から中途参戦から、この表彰台まで29戦(鈴鹿1000km等シリーズ戦以外は除く)を要した。

02年フル参戦、2戦富士の予選で、セカンドポジションを得て(決勝はトラブルで完走止まり)、第3戦菅生で、4位入賞。そして第7戦MINEでは初のポールポジション(決勝はトラブルでリタイヤ)。色々波乱もあったが22ポイントをあげ、ランキング16位となる等、ルーキープライベーターとしてはまずまずの活躍ができ、こりゃ表彰台も近いわ。と思っていた。

がっ!甘かった。無論参戦できるだけで“良し”とするつもりで、このGTに参加している訳では無く、翌年以降も、種々の改良を加え参戦を続けたが、4位からあと一段は実に高かった。

このGT戦も13年をむかえ、色々とルールは変わって来ているが、マシンのハードとしては完全に成熟期に入っており、それらの波はプライベート参加が“多いと言われる”この300にも及んでいる。

生半可なマシンで表彰台に上がれる程、甘いレースでは無くなった。

11位からポイント圏の10位へのワンポジションアップと4位から表彰台圏3位へのワンポジションアップは倍も、その倍々も険しかった(物質、精神面、運、等色々な意味で・・)。

あとはどの“レベル”で“継続”できるかがチャンピオンへの舗装路となるのであろう。

photo これが3位のトロフィー。結構届かないものだった。

「Team BOMEX Dream28」 666号車NSX

周防・山下両選手・NSXのトリオもこれで4戦目。(岡山は周防選手に代わり高崎選手が組んでいる。)両選手共NSXには充分慣れて来ている事かと思うが、まだまだポテンシャルを引き出しているとは思えない。マシンも性能引き上げ措置でリストリクターは「+2」。パワーは“GT350“トップスピードは紫電など歯が立たない。しかし今回は3周遅れの14位。

決勝中のベストタイム1′27″930も、チェッカー直前の69周目にマーク。ここから1〜1.5″落ちの28〜29秒台から外さない走りができれば良いのだが・・・。またピット作業を含めた、インラップ、アウトラップでも20秒以上は短縮できる。まだまだ課題は多い。

photo性能引き上げ措置でパワーは出ているNSX。

photoマシンカラーとウェアは良いコンビネーション。

photo給油マンはこのNSXを01年から面倒を見て、知り尽くしている八田メカ。

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