Super GT 2006 Series 第8戦
SUPER GT IN KYUSHU GT300km3/5ページ

10月14日(土)予選
晴れ 路面 午前午後共ドライ

このレースウィークは、全く雨の心配は不要。今日の予選も素晴しい秋晴れだ。
ここ2戦逃し続けた、スーパーラップ、(以下「SL」:1回目予選上位10台による1台づつのタイムアタック。これによりスターティンググリッドを確定する)今回はただ進出に留まらず、ポール奪取を狙う。その為の1回目予選、開始後8分まで他車のタイムを充分確認。充分“タメ”て加藤寛規選手がスタート。計測2周目で1′50″475!でトップタイム。SL進出はほぼ確定。ピットに戻る。その後300占有終了直前に96号車がコースレコードとなる50″155をマークしSLの“トリ”を奪われる。」 チャンピオン争いのライバルとなる7号車は3番手と僅差。61号車は12番手でSL進出を逃し、大きく後退した。

photo例年に比べて暖かい毎日が続く。

photo公開車検。今シーズン4WDで登場し、紫電と共に注目を集めるインプレッサがお隣。

photoインプレッサのエキゾーストに注目。

photo取付方を修正した紫電のエキゾーストエンド部。果たして・・?

photo予選が始まって5分後でまだこの状態。

photo300占有残り10分で加藤選手コースイン。

だがこれでグリッド決まった訳では無い。グリッド10番手に落ちる可能性だってありうる。
高橋選手は500との混走の中、53″195をベストに53秒台を連発。昨日の走行不足を感じさせない走りを示し、決勝への期待を抱かせる。
SLに向けて更なるタイムアップ、要するにポール奪取に向けてセッティングを煮詰める。そのひとつがギヤレシオの変更。これを外すと、午後2回目の予選が終了してもSLまでには戻せない。が、テストも含めたデーターから、確信を持って挑む。

photo高橋選手は走行不足を感じさせない快走。好タイム。

photoギヤレシオを変えSLに挑む。

午後2回目予選終了。ギヤレシオも問題無い。その直後に始まったSL。10台中9番目にスタートした、加藤選手。この時点でトップは7号車。51″026。路面コンディションの変化か?ここまでの8台は全て1回目予選タイムを下回っている。
加藤選手はトップスピードが影響する第1セクターこそ、7号車に遅れたものの、第2セクターで取り返す。そして登りコーナーの連続する最終第3セクターでは、大きくスライドしているのが、モニター画面でも見て判る。ロスしたか?
横っ飛びで最終コーナーから現れる。ゴールラインを通過!タイムは・・・?んっ??モニターに出ない?数秒の間をおいて表示されたのはナッ、なんと我が目を疑う49″941!!7号車に1秒以上差をつけダントツである。勿論1回目予選、96号車のコースレコードもとりあえず塗り替えである。

photoモニターでSLアタック中のマシンを見入る加藤選手。

photoSLスタート待機中。

photoアタックを見守るエンジニア、シンちゃん。

ほぼポールポジションを手中にし、最終96号車のアタックを見守る。
96号車はトップスピードを生かし第1セクターはややリードしたものの、第2、第3セクターではそれを守れず後退。結果50″584と我々にはありがたい、7号車に割って入る2番グリッドとなった。
我々を含め、3台しか参加しなかった合同テスト。その内の1台96号車がセカンドポジションに納まり、“プリヴェチューリッヒ紫電”、今シーズン3度目のポールポジションが確定、コースレコードの“おまけ付”(これは何も出ない。)である。

photoポール奪取!一仕事終えてピットに戻る加藤選手。

photoマシンは再車検へ。押す手にも力が入る。マシンは“軽く”感じられる。

photoピットの中でワンショット。

photoインタビューを終えてもうワンショット。今季3度目。

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