Super GT 2006 Series 第8戦
SUPER GT IN KYUSHU GT300km 5/5ページ

2006年 SUPER GT第8戦 GT300クラス
予選1位 : 決勝1位
獲得ポイント チームポイント20点 累計63点 ランキング 3位
ライバーポイント20点+4点(予選1位)+3点(決勝ベストラップ1位)
             累計86点 ランキング 1位

いつかこんな日が来るだろうと思っていたが、こんなに早く来るとは思っていなかった。と言っても、第5戦菅生で3位初表彰台から3戦目。表彰台に上がるほど勢いがあるシーズンだからこそ優勝もできたのであり当然の結果かもしれない。
このレースの直前の雑誌で高橋選手の紹介がされ、自らを「アマチュアドライバーである」と言っている。(自ら言わなくても判っているが・・)一方の加藤選手は自他(”自“はよく判らないが・・。)共に認めるプロドライバーである。昨今こうしたペアチームが表彰台に上がる、ましてや優勝などは快挙と言える。

photoゴール後のペアドライバーの元へ向かう加藤選手と7号車山野選手。

photoウィニングランを終えて戻った高橋選手。

photoマシンから降りた高橋選手を迎えたのはたくさんのカメラ。

photoとりあえずメディア向けの握手。これでランキングトップに立つ。

photoそしてランキング2位の7号車井入、山野両選手と・・。

確かにその加藤選手がレースの3分の2を走行すると言う、過重労働を強いて、残りを高橋選手が受持つと言うレーススタイルであるが、だから優勝できるほど甘いクラスではない事は、他のドライバーの顔ぶれ、マシン、チームから容易に想像できる。
多くのプロドライバーが、とうに引退している年齢で走る高橋選手。普通ならレースを楽しむ為、ともすればストレスの消化レース的参加となるのだが、高橋選手は、車載映像や、加藤選手からのレクチャー、コースサイドから舘”師匠“による指導とスキルアップには貪欲であり、それらをコース上で発揮し続けている発展途上である。
そうした高橋選手のスキルアップと、加藤選手の卓越したマシンセッティング能力(ドライビングは論外!)、それらに応えたムーンクラフト、戸田レーシングのエンジニア、メカニック、それら全てが結実した値千金の1戦と言える。

photo“異質”なポーディアムの頂点に立つ。

photo今季2度目のシャンパンファイト。

photo参戦5年目の高橋選手は勿論、加藤選手もGTは初優勝。

「Team BOMEX Dream28」 666号車NSX

今回も、周防選手が仕事上の都合で、参戦を見合わせます。 ここ九州オートポリスは遠征先としては経費も時間的にもばかにならず、300クラスのエントリーも21台と、前戦モテギの26台から少なくなっている。
 2001年からの「Dream28」による、NSXの参戦も今年限りで、次回最終戦富士が最後レースとなる。

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